過去は変わらない
歴史は改変出来ない
ただ「別の歴史」が「過去に具現化」して、それもまた平行して「存在していた事になり」、想像された時点の歴史に「合流」するというだけで
と、いう事を考えていくと阿求の小鈴へのこの説教を思い出すね
「世界は無限で出来ている」
「真実も無限に存在する」 
   鈴奈庵の寺子屋回に出てたお爺さん、阿求の荷物持ってたからお付きの人みたいにも見えるけど
それならそれまでの稗田家出てきた回にも出て来ておかしくないかもなのにここ初なのは
寺子屋が「稗田寺子屋」で阿求が騒動では主導的役割な事から理事長的立場で、お爺さんは校長的な立場なのではと思う 
   萃香の伊吹瓢には酒虫の体液が染み込んでるから無限に酒が湧く
でも作りたての味ではなく少し味が落ちてるらしい
華扇も捕まえてこられる(華扇のが天然ものか養殖かは不明だが) 
   酒虫は鬼の国では天然ものが捕まえられるらしい
鬼のお供みたいなもんで、鬼の一種
少量の水を与えるだけで酒を作りまくる
養殖ものもいるし品種改良とかもされてる 
   個人的に、幻想郷のものだというマジックアイテムの正体が「封印されている間に気づかれないよう小人族の元から盗まれ売られた打ち出の小槌」説を代入したら説明になる部分が多いのでその説を採用している
三月精一部のお陰で昔から打ち出の小槌の設定があった可能性は高まってるしね 
   しかし、原典的にも茨歌仙でのセリフ的にも華扇は元人間な訳だけど
華扇の「邪気ある状態での人格」は、元々の人間時代の人格に近いのか否か
近いとしたら鬼から邪気抜けて仙人になった事で人格変化したような事になるが
そうじゃないなら邪気抜けて寧ろ「元の人格に戻った」とも捉えられる 
   しかし、萃香が華扇に対して抱いているのが「悪巧みをする邪智奸佞の鬼・茨木華扇」への想いだとしたら、少し悲しいスレ違いだよね
まぁ、だからこそ華扇は萃香避けてたんじゃないかとも思うが 
   この頃の、「邪気と今の華扇の精神の両方を持った茨木華扇」はもう半ば永遠に喪われたんやな
融合しても二重人格みたいになってたし 
   天子、以前まではほぼ完全に自分の事しか考えてなかったのに人々に認められて心の余裕出来たら、自分中心とはいえ天人全体の事まで一応考えられるくらいになったのホント成長したなぁって感じ