それまで少女口調が強かったのに茨歌仙から口調が尊大中性口調になったのも、紫苑からの持ち上げにより「天人として持ち上げられてるから『天人様』らしく振舞おう」としたのが、そのまま板に付いただけ感もある 華扇の働きもあり、周りが「流石天人」として扱うようにもなってたしね

で、華扇のお陰で「そもそも自分から力と凄さを穏当に認めさせれば周りに受け入れられる」と気付けたので周りの為に動く茨歌仙ラストムーブが生まれた 東方にしては割と丁寧にして分かりやすい成長描写

天子、クソみてーな性格のイメージ強いかもだけど、基本的に「周りが肯定してくれない＋幼いから自分の殻に閉じ籠って自己肯定してた」結果の我儘自己中攻撃的だった感ある 実際自分を認めてくれた奴には上から目線ながら割と普通にデレる

自分が弱い故に力を全面的に褒めて認めてくれる針妙丸 恵まれなさの極致みたいな存在故に恵まれる天人としての立場を全面的に持ち上げて認めてくれる紫苑 「周りの気持ちも考えて動けば周りも認めてくれる」と、天子の立場を損なわないまま教えてくれた華扇 この三段で自分に自信を持って余裕が出来た

茨歌仙ラストの天子、人の気持ち考えられるようになったり人助けする事を覚えたりと成長してるけど、一番の変化は「天界は退屈でクソ、周りの天人の迷惑とか知るか」から「天人全体の未来の事まで考えられて動こう」ってなってるとこ

出てないマガトロさんの株が相対的にまた上がってしまったな ノーレッジさんと霧雨さんはマーガトロイドさんの爪の垢でも煎じて飲んだ方がいい

パッチェさんの魔理沙に負けない汚部屋製造の悪癖（図書館限定）は昔からだからな 七割くらい自業自得じゃないか……

でも霊夢の危機には鈍るんだよなその思考力

魔理沙、無鉄砲なイメージあるかもだけど基本的には聡明で思考力や推理力も高く、落ち着いてる時は立ち回りや察し力にも優れるんだよな 鈴奈庵の、台風で小鈴行方不明になった回ではそれが凄く出てた 小鈴の行方の推理も大当たりで、文の意図の察知も早かった

霧雨魔理沙という少女 医者を「お医者さん」、薬を「お薬」と言うタイプ

封獣ぬえという妖怪のヤバさ、鈴奈庵での結末が分かりやすい ぬえが入り子構造のオカルト「牛の首」の噂をバラまいて、霊夢達は皆「怪異の意味、中心、正体」を求めて動いてたけど 「正体のない（正確には正体を知れない）怪異」の正体を求めてたので結局ぬえには辿り着けず 対策こそしたが

諏訪子様ならやりかねねぇ