子貢の「兵・食・信」のエピソードは、山岡荘八=横山光輝版『徳川家康』では雪斎が竹千代に出すお題だな。
竹千代が心底不可解な顔をするシーンで、印象に残る。
(前掲『徳川家康』2、講談社、p.271)
「愛の不時着」を11話まで観る。ハマる。しかしそれにしてもスイスでのエピソードとか、ここまで「運命」にする必要がある? ちょうど『素敵な彼氏』13巻を読んでいたら、まさに「運命」論批判をしていた。決然たるののかの表情を見よ。河原和音による「愛の不時着」批判。(画像は同巻p.20)
渡辺ペコ『恋じゃねえから』2(講談社)。
紫(ゆかり)の住んでいるところに茜が訪れる。
茜が福岡空港に着き、電車に乗っていくと「海だ!」と言える景色が登場し、「次の駅海近いよ」と言って降りるんだけど、これってJR筑肥線の今宿駅では…。
2人が座ったのは長垂海浜公園か。
(同巻p.134)
島本和彦『アオイホノオ』7、p.132、小学館
主人公が「先にやられた」ことに浅薄な衝撃を随所で受け続け、それを通じて「先にやられる」というのはどういうことかを多様に批評しギャグにしてしまう。
挙句に「先にやられた」はずのジャンルを実作(風の戦士ダン)によって乗り越えてしまう。恐るべし。
「ゴリパパ一家」(神保あつし)は絵柄が昭和テイストで連載紙も日本農業新聞なのに(?)、毒があって好き。添付の作品も「ほのぼの・敬老」的な3コマ目までから突然4コマ目で非情に落とす。
今日、昼飯に出た同僚が作った大根・鶏肉の料理がうまかったので、小池田マヤ『誰そ彼の家政婦さん』の「海老と冬瓜の煮物」…の代用品「スルメと大根の煮物」を発作的に作る。
美味い!
(小池田前掲、祥伝社、p.143)
今(2月18日)号の「アクション」ぽんとごたんだ『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?』は蒲郡の深海魚まつり。
すんません、全っっ然知りませんでした(ましてや沼津がどうとかサッパリ…)。
吉田戦車『まんが親』3巻(小学館)p.28に出てくる、娘の幼稚園の同級生「でんぽうじはやと」のモデルってこれ?
作品中に効果的に日本の古い歌謡曲が出てくるとテキメンだなあ。
『BLACK LAGOON』12で、五人組の刺客の一人・ルマジュールが八神純子「みずいろの雨」を聴いているという設定は「黒スーツに身を包んだ戦闘美少女」という形象と併せてグッとくる。
「みずいろの雨」を聴きながら読んでしまう。
長野・小布施の「北斎館」で北斎の天井絵の龍を見る。
杉浦日向子『百日紅』に娘のお栄が描いた龍として出てくるのは、この天井絵がモデルなのか…。