「もう僕　綺麗じゃない？ 　僕…もう声変わりが始まってきたよ 　あとうっすら鬚も生えてきたよ　 　あああ　僕は大人になっていくよ……　 　醜い大人に…」 　 ＃古屋兎丸　＃少年図鑑　＃セリフ

少年は強くて危うい 少年は賢く愚かだ 少年は美しく醜悪で 少年は人間でもなく動物でもない 少年は少年という生き物なのだ （『インノサン少年十字軍』中巻より） 　　 だからこそ私たちは「少年」に魅了され続けるのです。 #少年　＃古屋兎丸　＃高畠華宵　＃大正ロマン館

改めて華宵原画の線描と古屋兎丸先生の漫画原画を見比べてみると、線描の美しさ、緻密さ、正確さなどに共通点を見出せます。 そして何より、作画に対する妥協のなさや探究心、 古屋兎丸先生と華宵は、作風よりも画家としての「気質」が似ているのかも知れませんね。 ＃線描　#少年

本日9月16日(月・祝日)は開館日です。 大正時代は女学生文化が花開いた時期でもあります。 　　　　　　　　　 明治維新により日本の近代教育制度が幕を開けましたが、女子の中等教育（高等女学校）が全国的に広がっていくのは大正に入ってからのことでした。… https://t.co/gXa1oPXRFs

「中将湯」広告には海水浴の風景や水着の女性が描かれています。水着やケープ、傘、帽子などちょっと真似してみたくなるアイテムですね。そして気がついたのが靴。バレエシューズのようなものを履いています。 余談ですが、「CHUJOTO」浮き輪、カッコ良くて目立ちますね。 ＃華宵　＃水着

女性＝母というジェンダーイメージを強調する広告が繰り返し発信された結果、「中将湯」の商標である中将姫のイメージは、一般の女性に良妻賢母を想起させるものとなっていきます。 有島武郎の『或る女』（大正８年）という小説の中では、自由奔放な新しい女である葉子が、→ ＃女性　＃新しい女

高畠華宵は「中将湯」広告の中で、 家事をする女性、子どもと遊ぶ女性、授乳をする女性、 子どもと夫との家庭円満の図、端午の節句や桃の節句など子どもを連想させるイメージを数多く描いています。 広告絵によって商品そのもののが持つイメージが市民社会に流布していく例とも言えるでしょう。

現在の「中将湯」のパッケージには、垂髪に簪を付けた中将姫の顔が商標として使われていますが、これは華宵が描いた中将姫のイメージを元にしたものです。 現代では、商品販売にイメージキャラを使うことは一般的ですが、華宵が描いた中将姫は、その先駆けだったと言えるでしょう。 ＃華宵　＃商標

本日9月1日(日)は開館日です。 　　 今から101年前の今日、関東大震災が発生しました。 この出来事を個人的体験として記憶している方は ほどんどいらっしゃらないと思いますが、 残された新聞、雑誌、絵ハガキ、書籍などの紙媒体や そのイマジュリィ（複製図像）から、… https://t.co/UUmqPEZ4Pu

「 #大正女の一日 展ーこれが彼女たちの生きる道!?ー」では、３つの展示室それぞれにテーマを設けて、作品や資料を展示しています。 展覧会のタイトルが「大正女の一日」ですので、 第一展示室は朝、第二展示室は昼、第三展示室は夜という時間区分にしました。↓ #高畠華宵

第一次世界大戦（大正３〜７年／１９１４〜１９１８年） ＝日本軍の世界進出をイメージさせる図柄や「世界」という言葉を多用 ＃華宵　＃世界大戦

(→）（結果） 雑誌（表紙絵・口絵・画譜・挿絵など）は約7,000点 「中将湯」広告絵は約500点（新聞・雑誌） 華宵便箋（表紙絵・封筒・便箋用紙）は約1,000点 華宵さん、凄すぎます。 このほか、ポスターや書籍装丁、戦後には絵本や児童文学書の挿絵・装丁を約700点ほど残しています。→