本日11月3日(日)は開館日です。
昨日は松山市で大雨の被害が酷かったようですが、今朝は一転、爽やかな秋空が広がっています。
さて先週予告をいたしましたラジオ番組
(「 #坂の上のラジオ」 #南海放送ラジオ)は、
昨日の昼12時から放送されました。
大正ロマン館の館長が、現在開催中の「… https://t.co/JRQzVB4j56
賞金も全部で300円、うち一等100円(現在の30万円ほど)で、大々的に呼びかけたようです。
懸賞には約2000点もの応募があったようですが、結果は思わしくなく、一等は該当なしという残念な結果となっています。その結果について、7月1日の広告で次のように評しています。 ↓
当時は性的な表現に対して、(表向きには)今以上に制約があった時代です。
華宵の描いたエロティックな女性の表現は、いやらしさは全くありませんが、一瞬「えっ??」「あっ!!」となるほどインパクトがあります。
このインパクトの強さ、華宵の広告センスに改めて感じ入ります。
同じ年の大正9年4月の「中将湯」広告では、ちょっと変わったイベントが展開されました。 題して「中将湯商標模擬図案懸賞募集」です。
華宵が描いた「中将湯」の商標(中将姫のイメージ)を模した、「様々の変化のある面白い図案」(広告文より)を募集しています。↓
特に1920年(大正9年)は創業20年という節目の年ということもあってか(津村順天堂の創業は1893年ですが、社史では1920年が創業20年とされています)、新聞広告には「中将姫」のイメージが頻繁に登場してます。会社の原点はやはり「中将姫=中将湯」というアピールなのでしょう。 ↓
「自然と少年」というテーマで二人の画家の少年たちについて見てみたいと思いました。以下、展示の最後のコーナー「少年と自然ー古屋兎丸と高畠華宵の場合ー」の説明文です。
少し長いのですが、ぜひご一読いただければ嬉しいです。
そして展示室の少年たちに想いを馳せて頂ければ幸いです。↓