「明治牡丹燈籠」第2話で電柱が気味悪がれて焼かれる話が出てきます。明治中期「電線を伝って言葉が届く」と聞いた庶民は、電柱に耳を当てて話を聞こうとする人が続出。電線に手紙や手荷物をぶら下げて「誰々へ運んでくれ」と言い出す者もいたとか。落語の小話みたいですね。
#山田風太郎生誕100周年
昭和20年の今日、風太郎先生が綴った感慨ーー
「 天皇信仰の鉄壁は げに農村にあり。されど、ああ、これら農民の信仰は盲信との区別なし。それゆえに強く、それゆえに弱し。それゆえに恐るべく、それゆえに恐るるに足らざるなり」(『風太郎不戦日記』第3巻より)
明治初期の帝都、江戸の同心と警視庁のポリスが「密室殺人」で智慧比べする話 3/12
明治初期の帝都、江戸の同心と警視庁のポリスが「密室殺人」で智慧比べする話 4/12
本日発売モーニング13号に『警視庁草紙』掲載されています!政府高官を殺害し、兵四郎達を急襲した「猿軍団」。今度は千羽の旦那が、お返しをする番ですぞ。「おサルの駕籠屋」とばかりに、誰かを運ぶ猿の仮面の一行に、番傘片手に立ちふさがります。正体不明の暗殺集団に一矢報いる事ができるか!?
本日発売モーニング12号に『龍と霊』載っております!暗視カメラにより、闇に巣食う敵を一掃したダンテ。しかし首魁のダッケルのパワーは、手下とはけた違い。頼みのカメラも無効化されてしまうのですがーー果たして起死回生はなるか!?
明治初期の帝都、江戸の同心と警視庁のポリスが「密室殺人」で智慧比べする話 10/12
そして、本日無料公開となりますのは「幻談大名小路」編ーーいよいよその最終話。「街の亡霊」として帝都を騒がせた「不在の大名小路」は、国を喪くし、名誉も失くした、哀れな「元・殿様」とその家来たちの手になるものでした。彼らの新たな門出を見届ける兵四郎の表情には、万感の思いが宿ります…
【今日の藤田(こと斎藤一):③巻発売まで11日】ついに「お縄」となった「岩倉卿暗殺事件」の一味・島崎。仲間の名を言えと詰め寄るも、口を割るはずもない…そこへ静かに声をあげたのは、この藤田巡査。藤田は島崎と「上方で逢った」と切り出します。そして藤田の顔を見た島崎の表情は一変ーー!
明治初期の帝都、江戸の同心と警視庁のポリスが「密室殺人」で智慧比べする話 5/12
明治初期の帝都、江戸の同心と警視庁のポリスが「密室殺人」で智慧比べする話 7/12