#安全カミソリの日
カミソリで切られる恐怖といったら日野日出志の「ウロコのない魚」。あまりの暑さで気が狂った床屋の店主にカミソリでメッタ切りにされる怖さはトラウマ。もう床屋に行けない。
#進化の日
藤子不二雄の漫画でゴキブリが進化して家を占拠するお話があった。かといって人間と戦う訳ではなく、我々は争いは好まないと言って宇宙へ去ってしまうというラストシーン。いつまでも国家・民族による争いをやめられない人間よりも遥かに進化してる。
#蔵の日
蔵といえば土蔵。ものを保管する場所というよりも人間を閉じ込める部屋というイメージが強い。藤子不二雄の「ノスタル爺」は、少年時代に見た蔵の中に閉じ込められている老人が老いた未来の自分だったというお話。数あるSF短編集の中でも屈指の名作です。
#いいインコの日
インコといえば手塚治虫の「七色いんこ」。代役専門の舞台俳優を主人公にした演劇界の物語。一話完結のお話なのに全編を通して見ると1本の長編大河ドラマのような見事な構成になっている。こういうストーリーは演劇に関する豊富な知識がないと書けないでしょう。手塚・天才すぎる!
#いいひざの日
いい(11)ひざ(13)と読む語呂合わせから11月13日は「いいひざの日」なんだそうな。ひざといえば人面瘡がよくできる場所だけど最近は発症しないのでホッと一安心。寄生獣みたいに喋られるとやかましくてかなわん。
#まんがの日
鉄人28号の操縦機は操作が複雑で実用的ではないと思ってたが、音声認識機能が優秀ならば実戦で使えそうだ。
#ゲリラの日
ゲリラといえば赤塚不二夫の「ギャグゲリラ」。初期の頃は同性愛・痴漢・暴力・といったやや過激なテーマを扱い、週刊文春に連載されていただけに、少年漫画とは違う大人向けな笑いが多かった。後期はギャグもややマイルドになった気が。
#世界食料デー
藤子不二雄は人間と食糧の問題をよく描いていた。時代背景が終末思想の濃かった70年代という事もあるんだろうけど、どの話も絶望的なトラウマを植えつけた。
定年退食
間引き
カンビュセスの籤
ミノタウロスの皿
#宇宙の日
宇宙について科学的な面白さを教えてくれた最初の本は学研の「宇宙のひみつ」。このひみつシリーズで科学への興味を持った昭和の少年少女は多いのではないだろうか。コロ助の科学質問箱とかも大いに勉強になりました。