2019
ベルセルク三浦氏
〜中学生の頃までは、すごく精神が不安定な父で、家庭が崩壊しかかったりすることがあったんですね。
それに父と母がすごく悩んで、いろいろと自己啓発的なものをやった挙句に、最後にたどり着いたのが瞑想なんです。
2017
表現することについて語るベルセルク三浦氏
〜自分の身の回りの人間関係を作品に投射することが大切です。本当にあったことは強いので、説得力があるんです。
自分がそうだったからわかるんですけど、オタクの人たちは『自分は大したことない。つまんない』と思っていることが多くて、
キャスカについてベルセルク三浦氏
〜女戦士と言うのは、目新しいものではないですけれど、ファンタジーものにありがちなハイレグ女戦士にはしたくありませんでした。
でも今はそんなこだわりもありません。女戦士という形にとらわれず1人の人間として描いているつもりです。
1994
背景から何からほとんど自分で描くことについてベルセルク三浦氏
〜うまく回る絵っていうのもあると思うんですよ、複数の人間でやっても。
『バスタード』みたいな絵だと、結構アニメ的なセンスとかあれば、絵の中に溶け込めるけど、『ベルセルク』の場合はよくも悪くも独特の絵柄だから、
スターウォーズについてベルセルク三浦氏
〜でも僕はスター・ウォーズマニアじゃないんですよ。でも多感な頃に『スター・ウォーズ』を見たことでSF好きにされちゃって、そこから抜け出せないオタクになっちゃうと…こんなもんだと思います(笑)。
ベルセルク
マンガではここまで残虐さを表現できる
映画では到底無理だろう
ゲーム、マンガ、小説等ジャンルによって表現規制のレベルが違う
三浦建太郎氏はマンガというジャンルのギリギリを攻める
なぜなら三浦氏曰くエンターテイメントの基本はセックスとバイオレンスだから
2004
ベルセルク三浦氏
〜セルピコはいま迷いがあって、他人のための人生一本で行くキャラかどうかまだわからないんですよ。
自分のための行動というのをもしかすると起こすかもしれないし、またそれがファルネーゼのためにみたいに見えるのかもしれないです。
ベルセルク三浦氏
〜今のテレビで見る若者向けのアニメやドラマの中で、羽海野チカ先生や森ちゃんタイプのストーリーの作り方ってほとんど見かけない。
やっぱり、ありがちなキャラ配置になっていて、いっぱいある物語の種類の中から何個かを当てはめて、混ぜあわせて作ったようなドラマが多いから。
2000
ベルセルク三浦氏
〜だから純化しちゃってるんですけれど、結局ガッツは逆に、グリフィスによって今の生きる支えを得ちゃってますから
ガッツはそのうちグリフィスに似るんじゃないですか。今のガッツにとって生きるための糧を与えてくれているのは、グリフィスになっちゃっているわけですから
ベルセルク三浦氏
〜連載が進むにつれ、絵はうまくなっているのかな。
過去の自分の絵を見るとつらくてたまらないので、その分成長しているんでしょう。
絵が安定してしまうと話まで型にはまるから、変化し続けた方がいいと思う。