【宣伝】本日25日発売の月刊アクションに『赤い瞳のヴィクトルカ 乙女戦争外伝Ⅰ』第4話が掲載されてます!
今回はフス戦争の最初の本格的な戦闘であるジヴィホシュチの戦いです。
ヴィクトルカの不幸体質はたぶんシャールカ以上…
今作の敵役であるカトリック派の騎士シュテルンベルクのペトル・コノピシュツキーは実在の人物です。
キャラデザのモデルは「鉄血のオルフェンズ」のラスタル・エリオン。
反フス派の急先鋒の一人で、作中せっせとヘイトを稼いでますが、最終話でキッチリ死ぬのでご安心ください😉
騎士の馬の話、拙作『乙女戦争』では主だった騎士は大型の重種馬に乗っています。
『図説 騎士の世界』によると、数世紀にわたる品種改良の結果体長170㎝を超える頑健な馬を大量に産出できるようになったが、巨大化のピークは15世紀頃で、以後スリムな馬が好まれるようになったとのこと。
ちょうど600年前の3月25日はスドムニェルシの戦いが起きた日。ヤン・ジシュカ率いるフス派の部隊が12台のワゴンを活用してカトリック派の襲撃を撃退した。ワゴンブルク戦術の原型が見て取れることでも注目される戦い。
『乙女戦争』第2話のエピソードで以前解説も書きました。https://t.co/lTRlQ7wpDN
【宣伝】そして今日3月25日発売の月刊アクションには『赤い瞳のヴィクトルカ 乙女戦争外伝Ⅰ』最終話が掲載されます☆
絶望の中でもがき続けるヴィクトルカの手が最後につかみ取る物は何か…
単行本は5/12発売予定、6/25から外伝Ⅱ開始予定です。
トレンドに「ルイ16世」が入っているので、拙著『ダンス・マカブル』のルイ16世を貼っておく。
かつては暗愚な国王というイメージだったけど最近は再評価されている。内向的でオタクっぽいところもあるけど知性的で、末期的な王朝を立て直そうとかなり努力した人だったらしい。
今作は『乙女戦争』本編の前日譚になります。
本編ではあっさり省略してしまったフス戦争始まりの経緯や、ヤン・ジシュカによるワゴンブルク戦術誕生に至る流れをフォローしています。
「プラハ窓外放出事件」もあります。