本編では、農民の子シャールカが主人公で、ジシュカによって農民兵が組織されるところから話が始まっていますが、この外伝1では、プラハに暮らす貧民の子ヴィクトルカを主人公にしています。
フス戦争の口火を切ったのは彼女のような大都市プラハに住む貧しい市民たちでした。
5月30日はジャンヌ・ダルク処刑の日。
『ダンス・マカブル』と『乙女戦争』で2回も描いた。
火刑を描いた絵画などは足元にちょろっと薪や藁を積んであるだけのことも多いけど、人間の体を灰にするには、全身が隠れるくらいどっさり積まないといけないらしい。
【告知】今日25日発売の「月刊アクション」にて新連載『乙女戦争外伝Ⅱ 火を継ぐ者たち』スタートしました☆
巻頭カラーです!
『乙女戦争(ディーヴチー・ヴァールカ)』の後日譚で、シャールカの娘クラーラが主人公になります。
外伝Ⅱは全10話、単行本で上下2巻になる予定です。
ハンガリーの英雄フニャディ・ヤーノシュやスロヴァキアの英雄ヤン・イスクラ、トルコの英雄メフメト2世などの活躍をクラーラが見届けていく、そんな話になります。
それと、ヤン・ジシュカの戦術を受け継ぐフス派残党の傭兵たちも重要な役割を果たします。そこに『乙女戦争』の後日譚としての意義があると言えます。天使隊の生き残りもちょこちょこと出てきます。
第1話では、ハンガリー王位継承を巡って1440年から始まる内乱の話になります。国を二分するこの争いが後々まで尾を引くことになります。
本編でエリーザベトを登場させておいてよかった♪
というわけで、自由な解釈でイエス・キリストを描いた拙作『ダンス・マカブル~西洋暗黒小史』もよろしくお願いします🙇
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