手塚治虫記念館の松本かつぢ展、意外な見どころは戦前のマンガです。手塚治虫の業績を知っている人こそ、戦前に松本かつぢがモダンな少女マンガを描いていたことに注目!『なぞ(?)のクローバー』や『ピチ子とチャー公』の新しさに刮目せよ!
手塚治虫記念館の松本かつぢ展より「ピチ子とチャー公 世界漫遊」、チャー公がベティにキスされている場面。戦前の昭和10年頃に、キスシーンはあるわピチ子の下着姿は描かれるわ、お弟子の上田としこ先生は裸の少年を描いているわで、かつぢ先生はやはり先進的でした…
戦前のピチ子とチャー公世界漫遊編は、たしか今回初展示では?昭和11年頃かしら?ミッキーマウスがいる。
高橋真琴『さくら並木』のフキダシもどき。形態的にはフキダシと同様の役割を担いつつ、書かれた言葉がコマの外側にあることが実に奇妙な魅力になっている。コマの外側に置かれていた言葉が少女まんが表現に独特のスタイルと結びつく可能性も匂わせる。
松本かつぢのマンガが、戦前と戦後で様変わりしているところがある。戦前はフキダシを使わなかったが、戦後は早くからフキダシを使っていて、書き文字も意外なくらい大きいものを使っている。ここは割と大きな研究課題。 @lacopen
上田としこのお師匠かつぢ描く、『フイチン再見』にも登場するポクちゃん。「ポクちゃんとエカキのシエンシエ」『少女画報』昭和何年かはこちらの本でご確認あれ http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309727516/ …
松本かつぢ「無題(スケート)」(『少女画報』昭和4年2月号)知られている限りで松本かつぢが最初に雑誌に掲載した漫画作品。当時は珍しくないが、コマ枠、フキダシなし。
エクラアニマルさんは上田トシコ先生の『フイチンさん』アニメ化の実績があり、『くるくるクルミちゃん』のアニメ化はとても楽しみです。何はともあれクルミちゃんが動くんです! @usamama924 @kouryounishi
@usamama924 すみません、いま手元のコピーの写真撮ったんで一部抜粋で載せますね。「あふられたチンミョウさん」
マッケイの作品で、くしゃみでコマが壊れてしまうのがあるけど、これは枠だけが壊れるんじゃなくて、コマがガラス窓みたいな実体を持っていて、それが壊れていますね。壊れ方は紙が破れている感じになっていますが。