#至高のディストピア作品選手権
『枯葉の街』柴田昌弘(1980年) 男は人工子宮から生まれ、女は工場で生産される社会。男は17歳になるとギャル(自意識を持たず、生殖能力もない)を買える。主人公は自意識を持った少女に初めて出会い、恋人関係になるが…。暗澹たる読後感。作品の現実感が増してる。
特殊訓練所の所長の名はベガー。隊長は犬型星人。戦闘サイボーグのような星人がいたり、王子が主人公のママの親子の愛ならゲルダン星人を倒せると語ったり。『幻魔大戦』の影響としか思えないのですが…。大団円の最終章では冒頭でドクロ月(ブルー・ムーン)が地球の空に出現した理由が明かされます。
『アンミラとバニーガールズ・プラス』青木光恵:国内最後の1店舗の閉店が発表された「アンナミラーズ」の特集本。「マルイクリエイターズマーケット」で入手。女の子のイラストが可愛いし、文章も面白い。
アンミラ、実は行ったことがないんだよなあ。超有名な制服姿を一度は肉眼で拝見したいが。
「しなやかに活躍するエスパーたち (藤田尚)」
『幻魔大戦』p.53
『エリート』p.54
『幻魔大戦』p.55
『ウルフガイ』p.98
平井和正の『真幻魔大戦』&『幻魔大戦(小説版)』、石ノ森章太郎の『幻魔大戦(『リュウ』版)』の3作がスタートとした幻魔大戦復活年だったからか。
『extra幻魔大戦 ④ part2』[原作]平井和正 [漫画]NN:part2は、全編が『幻魔大戦 7 浄化の時代』の東丈クリスマス講演会。漫画化凄い! 現在、世界中が新型コロナ禍で、日本でも強力なリーダーを待望する声がかつてなく高まっていて、東丈の「悪の救世主」についての警告がタイムリーに思えました。 https://t.co/E6iXvp1WJR
「extra幻魔大戦①(part1~part5)」NN:平井和正の小説「幻魔大戦」(GENKEN物語)の史上初?のマンガ化作品。①は「4 救世主への道」をコンパクトに約100ページで。面白かったです。キャラクターの絵が今風の萌え系ではないけど、内容に合ってるかも。長丁場で大変だと思いますが、続きが楽しみです。
「萩尾望都先生が令和元年度の文化功労者に選出されました。」(月刊フラワーズ編集部)
女性漫画家では初。おめでとうございます。故吾妻ひでお氏との合作「愛の♡コスモ・アミタイツ・ゾーン」( 「吾妻ひでお大全集 奇想天外臨時増刊号」1981年)は「不条理日記 完全版」(復刊ドットコム)で読めます。
『宇宙戦艦ヤマト』松本零士:1974年から1975年に、テレビアニメ版の放送と並行して連載。面白かったです。読んだのはいつ以来か。友人に借りたのだろうか。1巻しかないので驚異の省略版だが、「ハーロック」も登場しているし、松本零士ワールド。『スター・ウォーズ』の全米公開1977年より2年も前!
『extra幻魔大戦 ④ part1』原作 平井和正 漫画制作NN:1年以上待ったGENKEN編のコミック第4回(原作第7巻『浄化の時代』)。part1は久保陽子の救出。面白かったです。陽子の悲劇は辛いけど、東丈、三千子お姉さん、井沢郁江、田崎宏の4人が一緒に行動する、貴重なエピソードだった。しかも、幻魔結界。 https://t.co/E6iXvp1WJR