この下りを読むと、どんな時でも無性に元気が出てくる
グルメなんてク※喰らえ!!
雑食、最強!!
(山上たつひこ先生「ええじゃない課⑤」(少年チャンピオン・コミックス)収録の「お好み焼きにはうるさいぜ!の巻」より引用
「ええじゃない課」は隠れた名作!!
「ミスター真ちゃん」は、かなりヤバい)
たまに見かける「恋人」と「変人」の誤植。(丁寧にルビまでふっている。間違いに誰か気がつかなかったのか?)
まあ、世間では、「恋人」のつもりが「変人」だった…という話はざらにあるので、あながち間違いとは言えないのかもしれない…。
(画像は、北沢しげる先生「怪奇血どろ淵」より)
日本のクリスマスはお祭り騒ぎでしかないが、池川伸治先生は「宇宙神」(「月夜⑥」収録/1966年11月24日完成)で、そのようなクリスマスのあり方を暗に批判している様子
更に、キリスト教を「過去の宗教」とバッサリ
でも、題名の「宇宙神」の説明が一切なく、相変わらず、片手落ちの内容だったりする
あや秀夫先生「はばたけノブ」
地味な思春期ものだが、「更衣室に覗き穴を見つけた中坊達が覗き穴に殺到している時、女子側から棒を突っ込まれて、失明寸前になるシーン」は、過去に虹彩炎を患った身としては、かなり怖い
ホラー映画でたまにある「鍵穴を覗いていて、目をやられるシーン」も苦手です…
本格的に冬が到来し、お鍋のおいしい季節に読みたい、神田森莉先生「猟奇スキヤキ娘」
借金のカタにされた少女が「くだん」に改造され、スキヤキの具にされてしまうが…という内容
「スカパン」な「くだん」改造シーンが豪快&斬新過ぎて、ス・テ・キ
このあたりの作品、復刻されているのでしょうか?
昔、「独身アパート どくだみ荘」というヒット漫画があった(中学生の時、少しだけ読んだが、汚らしいという印象しか受けなかった)
その先駆けかもしれない、稲賀隆志「秘画の淫獣」
主人公の精薄でエロキチガイの清掃夫が「どくだみ荘」の主人公にそっくりな気が…
でも、作品の内容とマッチしてます
いばら美喜先生の漫画で、首や指がスパッと切断される時の擬音語「シャリ!」
これってかなり背筋に冷気が走る
しかも、いばら先生の流麗かつドライな絵とあわせると、破壊力がダブル・パンチ!!
感覚的にこういう表現ができるって凄過ぎると私は思う
神田森莉先生のコンビニ本マンガ「甲信越・丹波渓谷に佇む事故多発地帯!おいらん淵」(「怨霊日本列島」(宙出版/2005年9月15日発行)収録)
昔の伝説を扱かった内容で、最初はおとなしめだが、55人の遊女が谷底に転落死するラストで本領発揮!!
たったの4ページなのに、かなりのインパクトで感動した
昭和の漫画でお馴染みのそばの屋台
その中で、これだけハイカラな夜そば売りのオヤジは(私の知る限り)いない
そばを作る時でも、燕尾服・縦縞のズボン・白手袋でバッチリ決め、頭にはアメリカンなシルクハット!!
これが「ダンディズム」というものなのか…?
(「漫画パンチ1973年10月23日号」より)
東京トップ社で貸本を量産したものの、余り評価されていない(気のする)佐藤よしろう先生
貸本時代以降の消息は不明だったが、「増刊漫画ストーリー 1968年5月4日号」の「ビッグ石原」は佐藤先生の別名では?
渋いウェスタン劇画(多分、原作あり)
南北戦争後の米国社会が描かれていて、新鮮に感じた
(エロ注意です!)
あまりに濃さに衝撃を受けた…。
エロ漫画なんだから、ヒロインをもう少し可愛く描いてくれたって、いいじゃないか!
歯並びの悪さまで、きっちり描いているところに作者のこだわりを感じる。(モデルはいるのだろうか?)
(「漫画ボイン」(平和出版株式会社)1980年8月号より)
「くノ一」と「お色気」は切っても切り離せないものと私は考えている
力ではかなわない男を相手に「お色気忍法」で対抗するのは「忍者もの」の醍醐味の一つであろう
でも、折角の「お色気忍法」も、絵がコレだとガッカリだなあ…
男子中学生の落書きみたいだぞ!!
(「漫画ボイン」1968年4月号に収録)