60年も前に「ルンバ」を描いたマンガがあった!!
(三木一楽「みどりの目の少女」1958年「小学三年生」6月号ふろく)
もしかしたら、これは三木先生の独創ではなく、他のSF作品にこのような「電波そうじき」が出ているのかもしれない
SFに詳しい方がおられましたら、ご教示いただけると幸いです! 
   とどろきわたる先生「虎殺し」(日の丸文庫)
家来に虎の皮を被らせ、槍で刺殺させる、嗜虐的な若殿の話…かと思いきや、途中から、カンガルーを飼い始め、虎殺しの件はどこかに行ってしまう
とにもかくにも、カンガルーが出てくる時代劇画はこれだけでは?
次は、コアラが出てくるものを探してみよう 
   永井豪先生「ホラー宅配便」第二話「歩く目」
エロで頭がいっぱいな男子学生の眼球が動き出し、女子生徒の下着を盗み見しまくる…という、思春期の少年の妄想を漫画化したような内容だが、主人公が鬼太郎とそのオヤジさんにしか見えない
これは永井先生から水木先生へのオマージュに違いない…多分…
   「ミステリーホラーコミックス」(1988年「小学五年生12月号」付録)
これに「あさりちゃん」きってのトラウマ・ホラーが収録
あさりちゃんが、海を漂流する夢の中でモンスターに襲われる話で、「バタリアン」かと思いきや、正体は何と「クトゥルーの神々」!!
あさりちゃん meets ラヴクラフト…凄いゼ 
   さいとうプロの重鎮、故・石川フミヤス先生「カマキリ」(「ゴリラマガジン」No44)
昆虫博士が突如、虫を殺し始める。昆虫大王がクワガタ達に原因を探らせると、博士にはカマキリがとり憑いていた…という内容で、ぶっちゃけ、ワケわかんない
でも、さいとうプロの懐の大きさを感じさせるのは凄いなあ 
   「アンパンマン」の作者、故・やなせたかし先生
漫画家の割りに、作品を目にする機会が少なく、イマイチ業績を把握しづらいが、こんな作品があった
「ぼくの牧場」(「土曜漫画 1970年12/18号)
メルヘンを求める向きは必ず絶句すると思う
こういう側面もあったって事で…
(「NAON」に時代を感じる) 
   楳図かずお先生による「イヤミ」キャラ
(「すきすきすき!」(「なかよし」1967年12月号附録)より)
これって復刻されているのだろうか?
いや、復刻可能なのだろうか…? 
   「くノ一」と「お色気」は切っても切り離せないものと私は考えている
力ではかなわない男を相手に「お色気忍法」で対抗するのは「忍者もの」の醍醐味の一つであろう
でも、折角の「お色気忍法」も、絵がコレだとガッカリだなあ…
男子中学生の落書きみたいだぞ!!
(「漫画ボイン」1968年4月号に収録)