『カメレオン』岩井繁夫
(1968 怪談 No99 つばめ出版)
主人公の恋人は母に先立たれた寂しさからコスプレをしている内、母や祖母の人格を憑依させる事に成功するが。。という内容。
かっては霊的な物が原因とされ祈祷や信仰の対象であったものは、その舞台を治療の場に移される事になったのだった。
掲載作の一つ
あさいみちこ。さんによる
『バカ』
自分から友人を映画に誘ったくせに「こんな映画に感激するやつはバカ」といきなりブチ切れたあげく原因は勝手に片想いしてたアパートの住人が結婚した事だったというわがまま過ぎる結末に困惑してしまうが、この投げっ放し感がある意味癖になる一品。
『マッチョテイスト』には洗濯船というアパートがあって、そこには男絡みで心に傷持つ女性達が住んでる。
これって一種の自助グループみたいなもんだけど主人公はその傷口を舐め合わさせず、むしろ塩を塗り込む事で過去を強制キャンセル(=洗濯)する。
ファミコンのカセットを引っこ抜く感覚に近い。
「鮫肌の女」三園寛之
メルヘン・スリラーとか書いてるけど全然内容はメルヘンじゃない海洋ホラー
他にも特漫で怪奇物を描いてるみたいだけど単行本は出てないんだね
かなり上手いし面白いのに勿体ないなぁ
今日から社会を構成する一員であるという自覚を持ち、
しっかりと職務に励んで下さい
#新社会人へのアドバイス