コマ展開というのは「時間の流れ」を適切に表現すること。
これが基本にあると思います。
「マンガのマンガ/コマ割りの基礎編」より↓
「どろろ」の1シーン。
これ、無意識のうちに私の中に刷り込まれていたんだなぁと驚いた。
「サイファー」の第3話、警備員の目玉シーンにそのまんま描かれていた。
(サイファーのシーンはグロいので載せないけど)
つい「イマジナリーライン」を超えて描いてしまう原因はここにあります。
こんな場合はどう処理したらいいのでしょう?
(「マンガのマンガ/コマ割りの基礎編」より)
定期的に掲載している「分かりやすく見せるマンガ表現」の比較画像です。
パッと見て何が起きているのかが読者に伝わらないと、マンガの面白さは伝わりません。
私はマンガに起こす時に「状況」と「セリフのニュアンス」が伝わることを意識して「コマ」絵を起こしていきます。
文字でしかなかったものが「絵」になった途端に俄然面白く伝わるようになることに興奮します。