専門学校で講師を始めた頃。
学生に課した課題。
「ドキドキするシーンを1ページで描く」
どんなシチュエーションでもOK.
とにかくドキドキして次のページを読みたくなる1ぺーじを描いてみよう!という課題。
どう指導したら適切なのかに悩みました。
いくら言葉で説明しても、こういう描き方が身に付いている学生の場合は理解してもらえない傾向があるのです。
その後、添削として一例を描き、一目瞭然に教えるためには「添削」が有効なのだと気付いたわけです。
「小学生の読者に このギャグは伝わらない」と分かっていても、どうしても描きたくて描いてしまった、腰痛に苦しむ50代半ばの作者の自虐ギャグ。
私が描いたマンガは、お気に入りの映画に影響されていることが多いです。
チャップリンの「モダンタイムス」の面白さに感動し、その1エピソードが脳に刷り込まれていてリスペクトで1シーンに使いました。
これを見れば「ああ、あれね😊」となる映画です。
この課題、「ストーリーマンガ」の本質的な部分だけに、多くの人に参加していただけたら大変面白いものが見えてくると思います。
多くの皆さんの参加をお待ちしています(^O^)
#かとう式マンガ表現基礎課題
担当付きになって「ヤッターッ!!」と意気揚々とされているマンガ家志望者の方は多いでしょうね。
担当者の人格もそれぞれですが、「起こること」にそれほど違いは無いと思います。
みんな体験します。