初めての漫画アシの話13
修正後は本原稿のトーン作業をお願いされました。
トーンは背の高さほどある引き出し用のボックスに、背景用、肌用、など用途に分かれて管理されていました。
ジャンルが夜のバトルだったので肌の影用トーンは特にたくさん買いだめされていました。
トーンはマクソン。
続
初めての漫画アシの話11
初めてのツヤベタを先生に見せると、小さくうなずき、次の原稿をやるよう指示されました。
まぁ、可もなく不可もなく、と言ったところのよう。
初日はそれでアシスタントの仕事は終了。
翌日もアシスタントの仕事なので帰宅後とにかくツヤベタの練習をしました。
→続く
初めての漫画アシの話10
ツヤベタの練習をして30分ほど経った時でした。
漫画家先生から突然、
いつまで練習やってんの?
早く原稿進めてくれない?
一瞬で空気を感じ原稿のツヤベタをやることに。
恐る恐る女の子キャラの髪の毛のツヤベタをやりました。
終了後先生に原稿を確認してもらうと…続
初めての漫画アシの話⑨
ツヤベタとは主に髪などのツヤを出す描き方のことですが、自分はそれをどう描いているのか当時知りませんでした。
なので自分の原稿はミリペンでギザギザに描いていました。
やり方を漫画家先生に聞くと、紙に筆ペンでササっと描かれ、これを真似て、と。早速練習開始。
続
初めて漫画アシの話⑧
消しゴムがけを終えたら今度はベタ塗り。
原稿にバツ印がついているところをインクで黒く塗り潰すのですが、漫画家先生は
筆ペンにインクをつけて黒く塗るやり方でした。
初めてで慣れないやり方に苦戦しながらも一つ一つの作業を丁寧に進めました。
そして次はツヤベタ。続
お久しぶりです!
先日はたくさんの温かいメッセージありがとうございました!
おかげでかなり救われました!
腰のこともあり仕事は今週いっぱい休ませて頂き来週月曜日からスタートです!
少しずつのんびりやってきます!
また良ければ仲良くしてやってくださいませー😊
やってしまいました。
午前中のスーパーの仕事で腰を完全に痛めてしまい。
午後の仕事を休んで夜の忘年会もドタキャン。
一日痛みでもん絶。。
月曜日いっぱいまで仕事休みもらいました💦
皆さまも腰ホントお気をつけください💦
一人暮らしだとホント困るー💦💦
初めての漫画アシの話⑦
自分としては先生の描かれた線と自分の線に違いがそこまであるとは思えず。
ただこの0.0何ミリの線で違いが出るのがプロの世界なんだと改めてプロの厳しさを痛感させられました。
線一本でここまで怒られるとはとても思いませんでした。
枠線を引いた後は消しゴム作業。
続
初めての漫画アシの話⑥
漫画家の先生がメモ紙を取り出しGペンで一本の線を引きました。
この太さで枠線を引いてください、と。
メモ紙のあいているスペースに5本ほど線の練習をし本番。
原稿に枠線を引き先生に太さの確認をしてもらうと、太い!と一喝。
その後描いた線も全てダメ出し。
続く
初めての漫画アシの話⑤
アシスタントと言えば背景を描くイメージですが、
残念ながら自分は画力が足りないと判断され一度も描かせてもらえることはありませんでした。
20年前の話なので当時はアナログ全盛期。
そんなわけで初日はまずはコマの枠線を引く作業からスタート。
→続く
初めての漫画アシの話②
アシスタント先の漫画のジャンルはエロ。
初めは知りませんでしたが働かせてもらえる以上特に嫌悪することもありませんでした。
ただ母親がエロがダメな人で毎回漫画家さんはバトル漫画描かれてるの?と聞かれたので、
まぁ、ある意味夜のバトルかな?
と答えてました。続
初めての漫画アシの話①
今から20年前学生の頃の話です。
漫研サークルのOBOG会があり参加したところ、漫画家のアシスタントを募集してる話を聞きました。
すぐにその場で立候補し、後日背景画像を描いて漫画家さんに送ったところ採用となりアシスタントをすることになりました。
続く