摂食障害の頃、生きることが、とにかく怖かった。
だから、母親の「生への確信」を借りて、
一歩を踏み出すことができました。
大人の役割は、未来を生きる子どもたちに
『大丈夫』
『あなたは必ず夢を叶える』
と背中を押し、支えること、と母から学びました。
私も、そんな、大人になりたいです。
先日、私の摂食障害体験記に出てきた、Tさんにお会いすることが出来ました。マンガを読んでくれた、古い友人がTさんが今入院中と連絡をくれました。実に20年ぶり。相変わらずの優しさで、私の手を握り続けてくれたTさん。来世は必ず姉妹として生まれ来ようねと誓い合いました。
先日、取材の時お世話になった、カメラマンさんから、ご自身のパニック障害の体験を聞かせて頂きました。摂食障害と通じるところもあり、許可を頂きマンガにしました。
──会話を交わしたのは、わずか数分。でも、長編映画を見るように深く、美しい物語でした。
今回ご紹介したい書籍は水島広子先生の「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」。摂食障害は対人関係の病。だからこそ症状のみに囚われ、抑えることを治療目的とするのではなく、当事者の対人関係の苦しさを改善していく治療法。とくに本人にとって「大事な他者」との関係を見つめていきます。→
先日オンラインで行われた#世界摂食障害アクションディ2020で、#クレプトマニア(窃盗症)について主張された#高橋悠さん。とても勇気が必要だったと思います。#クレプトマニア 摂食障害同様、「病」と言う認知が進んでおらず、一人苦しんでいる人が多いです。ぜひみなさんに知って欲しいです。
摂食障害の当事者には、自傷行為経験者も多いです。私自身、自傷はなく、彼女たちの苦しみを知りたくて、この本を読みました。摂食障害と自傷は──「深い苦しみ」「孤独」「生きるため」様々なキーワードで繋がっています。
最近、プラスサイズモデルのNaoちゃん@cheese_in_Naoが
普通サイズ以外の洋服の選択肢のなさについてツィートしてくれています。で、思い出しました。洋服の買い物に関する悲しい記憶・・・。左からクリックして読んでね。
裏切りの身体 宮澤 治著より2あとがきより。
ここに書かれている事──病気が治るとことは普通の人になること──を読んだときはかなり強烈でした。自分が当時そんなことを考えていたかは、正直実感はないのですが・・
でも、「普通であっても自分には存在価値がある」と思えていなかったのは確実。