いよいよ本日、オンラインイベント開催します。
みなさまが、少しでも元気になれるような
イベントにしていきます。
───私が、摂食障害を克服できたのは
あるお姉さんから頂いた言葉がきっかけ。
「今どんなに苦しくても
あなたには、あなたにしかできないことが
必ずあるから…」→
摂食障害にしろ、いじめにしろ
がんばって大人にSOSを出しても
力になってくれないことがあります。
私の娘がそうでした。
小さなSOSをいくつも出してくれていたのに
母親(わたし)は気づくことができず
先生は何も動けませんでした。
そんな彼女は、本の中で、
彼女を支える大人と出会いました。
”10代のための もしかして摂食障害? …”
たくさんの感想ありがとうございます。
当事者の皆さんはもちろん、
保護者の方々の感想も嬉しい…。
私も母となり
母親にとって、娘の笑顔が
どれほど大事か…知りました。
この病に、大切な娘たちの笑顔が
奪われることのないよう願って止みません。
摂食障害の過食嘔吐は
その症状の激しさに
本人も周りも驚き、その症状を
抑え込もうとします。
でも、症状は無理やり抑えていた、
感情が爆発したもの。
必要があって吹き出て来たもの。
その原因をほぐしていけば
いつか自然と治まるもの。
「ま、いいか」と思えた時
出口が近いかもしれません。
摂食障害の当時
一番うれしかったのは
私がパニックを起こした後に
時々、母が連れて行ってくれる
喫茶店での、母と二人っきりの時間。
当時、決して裕福ではない我が家にとって
贅沢なひと時だったと思います。
でも、私にとってどんな高価なセラピーを
受けるよりも心を癒してくれました。
痩せている人だけが摂食障害ではありません。
拒食期の痩せて心も体もボロボロの時も
辛いのですが・・
過食期の、心と体のコントロールを失った時の辛さは、言葉に尽くせません。
一見健康を取り戻したように見えるので
周りは安心しますが、本人はむしろ
拒食期より傷ついている場合も多いです①
摂食障害は、当事者にとって本当に苦しい病です。
でも、自分が母になり気が付きました。
私の母もまた、私と同じくらい
戸惑い、苦しんだのではないかと・・。
本書は、保護者の方々に向けての章も書きました。
大事な子どもたちから笑顔を奪った、この病について
少しでも、知って頂きたいです。
摂食障害に様々な心身の影響があります。
私が知らなかったのは
「歯」への影響。
教えてくれたのは、#ろぺあゆみ さん
摂食障害により歯のほとんどを失いました。
甘いものの過食による、虫歯や、
嘔吐を繰り返すことで
胃酸により歯が
脆くなっていくのです。
そんな知識も知って欲しいです。
家族では、
摂食障害の発見が難しいことがあります。
本人が頑なに隠すこと、
毎日顔を合わせるため、変化に気が付きにくいこと
さらには、思春期になれば、子どもの
体を見る機会が減ること・・など
様々な理由があります。
だからこそ、子どもに関わる全ての人の
眼差しで、見守って欲しいです。
摂食障害が、様々な心の病を
併発することがあります。
”うつ”や”パニック障害”はよく知られていますが、
”アルコール依存”や”窃盗症(クレプトマニア)”も
深刻です。
低年齢層では特に後者…
万引きが、摂食障害に起因するものと
知らず、止められず、苦しむ子どもたちが
たくさんいます。