摂食障害の当事者には、自傷行為経験者も多いです。私自身、自傷はなく、彼女たちの苦しみを知りたくて、この本を読みました。摂食障害と自傷は──「深い苦しみ」「孤独」「生きるため」様々なキーワードで繋がっています。
尊敬する、松本俊彦先生の本紹介シリーズその2
再録ですが
「自分を傷つけずにはいられない
自傷から回復するためのヒント 」
https://t.co/xjnZ9QczsB
リストカットも、
昨日紹介した薬物依存も、
発症の理由は、同じところにあると
気が付きます・・・。
マンガ1/2↓
いつも応援して下さる
#松本俊彦先生 の
#世界一やさしい依存症入門
読みました。
依存症は、摂食障害同様
誰でも、簡単になり得る病気だと
知りました。
タイトル通り、とてもわかりやすい本です。
ぜひ、みなさんにも興味を持って頂きたく
マンガで少しだけ紹介させて頂きます。
1/3
裏切りの身体 宮澤 治著より2あとがきより。
ここに書かれている事──病気が治るとことは普通の人になること──を読んだときはかなり強烈でした。自分が当時そんなことを考えていたかは、正直実感はないのですが・・
でも、「普通であっても自分には存在価値がある」と思えていなかったのは確実。
ある当事者の方が私に尋ねました。
「摂食障害体験漫画に出てきた
Aちゃんは、最終的に何㎏だったんですか?」
「Cちゃんが、一番痩せてるとき何㎏になったんですか?」
「私は今、〇〇㎏です。AちゃんやCちゃんよりも
痩せてますか?」
・・これが、本書で、体重計の数値を明記しなかった理由です。
ある依存症の方が本で仰っていた言葉。
何かの依存症になると、
自分のことを”依存症の〇〇”と言う見方でしか
見てくれなくなる人もいる。
でも、本当は依存症でない自分の時間も
たくさんある。
いやむしろ、その時間が長いから、
より苦しいのだ・・・と
摂食障害もまた同じと感じました。 1/3
今回ご紹介したい書籍は水島広子先生の「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」。摂食障害は対人関係の病。だからこそ症状のみに囚われ、抑えることを治療目的とするのではなく、当事者の対人関係の苦しさを改善していく治療法。とくに本人にとって「大事な他者」との関係を見つめていきます。→
痩せている人だけが摂食障害ではありません。
拒食期の痩せて心も体もボロボロの時も
辛いのですが・・
過食期の、心と体のコントロールを失った時の辛さは、言葉に尽くせません。
一見健康を取り戻したように見えるので
周りは安心しますが、本人はむしろ
拒食期より傷ついている場合も多いです①