「活動報告に虚偽が記載されている」から反逆罪で逮捕され、エルシー自身もこの時は「見逃されているだけ」(本来逮捕されてもおかしくないが、看過されてる)と不逮捕特権に言及せず、むしろ逆に取れるような感慨を述べてる。
ただそれはそれとして不逮捕特権のくだりは独特の切り口で面白い。 https://t.co/Vl6ssMeQmY
個人的な白眉はライアン自身より、彼女のシーンで、短いコマだけど彼女がライアンと非常に相似した立場であったことを示唆してる。
「天を夢見て」
https://t.co/V3CVVkvRtk https://t.co/fhVIFfQnlI
「休日、店先のアップルパイに誘引されてつい食べちゃう」だけだったらむしろ"キラキラ"要素っぽいのに日頃の生活習慣によって判定側がバグってるの、業が深い。 https://t.co/4ZoAj57Xhf
これやっぱゲイを示唆した描写と考えるのが妥当だよなぁ。
それにしたって気落ちした同僚を励ますために離席したことへの反応と考えれば、やや過敏にも思えるが。 https://t.co/C22H4hihw7
『見えないばけもの』
職場の関係を拒絶してきた名端が「気は晴れない」とか、まるで自分がカジさんの理解者かのように振る舞うムーブは結構エグい。
作中の流れ的に実際望んでなかった可能性はあるし、名端がカケルに行って欲しくないだけの方便だったとも読めるけど。
https://t.co/dYwQydJhCB
やっぱこのくだり好き。
「ついスイーツを買い食いしちゃう」キラキラになり得るエピソードなんだけど、
間違った客観視で「いつものドカ食い」に繋がる不安を抱き、
紙を畳むことで「一口サイズだから普通の範疇である」の自己欺瞞で二重に客観を間違えさせ狂気を際立たせる芸術的描写。 https://t.co/4ZoAj57Xhf
HUNTER×HUNTERの基本には恐らくこの価値観(目的より過程・過程で得たものを重視する)があって、目的のために過程を選ばないのはネガティブに描写されやすい。
なのでツェリに友人が居る描写はその「揺らぎ」に関する重要な要素になり得る。
逆に旅団の現状は目的が先行しているのでかなり危険。 https://t.co/nb8cBjHCay
旅団に関しても本来クロロは「個人よりシステム」を重視し、
クラピカが「使命より仲間を取る」のを弱点としてるんだけど、パクノダが「システムよりクロロを取る」人間なのには気付けていない。
ただ最新刊でパクノダは最初からクロロを重視してるのが判明したので、それを踏まえると判断が難しくなる https://t.co/szRfKuliMt
『HUNTER×HUNTER』が凄く巧みなのは、蟻編だと本来過程を重視するゴンが、目的に囚われ最終的に「目的のために過程を無理やりすっ飛ばす」反則技を出したのと入れ替わるように
「最強キャラが目的を放り投げ過程で出会った大切な人と満足して息絶える」
という逆転構造にしてみせた事。