しつこいまでに入る柱コピーが当時の児童向け漫画のオマージュも込めており、色々踏襲している感じは窺えます。
小川多加「窓ンナへラブコール」
下宿先と名門女子高が隣接していることで男やもめ達と男に餓えた女子達の賑やかしをバックに、主人公・六郎とヒロイン・順穂のラブコメが展開される。女の子が可愛く、スッキリした絵柄に好感が持てる佳作
#タイトルだけで買った漫画
この漫画はホラーとしてのポテンシャルを秘めていると考えると面白い。
登場人物達は当該のファミコンタイトルをプレイしていないのである。画面は消え、彼らは妄想のみに頼り、自身の言霊で暗示をかけているのだ。「燃えプロ」回では実際の野球中継画面を前にプレイしている可能性が考えられ、怖い。
ともあれ、本編を読んでみるとですね、冒頭の1ページでもうすでに読み進めるのが辛いことになっている…という点をご報告しておきます。
"キャリアウーマン"という概念に違和感がうまれつつある90年代前半のおはなし。