しらいしあい「透明ジャム人間」
ひょんな事から塗ると透明になるジャムを産み出してしまった主人公が、イタズラで大騒ぎしたり怪盗団の片棒を担いだりするドタバタコメディ。裸にジャムを塗りたくってストリーキングするので、何とも言えない趣を醸す少女漫画である。
#タイトルだけで買った漫画
聖悠紀「こんぴゅうたあちゃん」
70年代末「ハムレット」や「アナベル」などの少女向け作品を発表されていた時期の一冊。「超人ロック」に代表されるSF作品とはまた違った魅力が味わえる上どの話もヒロインが可愛くて普通にびびる。
表題の他短編を7本収録。
主人公が夢精した精液をブランデーグラスに擦り付けたところ、それは受精卵である事が判明。性交後に与えられる培養液でそのままブランデーグラス内で育てられる赤子はついに誕生し、主人公の精液を飲み成長する!!
徳弘正也「ターヘルアナ富子」
亀田病院の娘・富子や幼馴染みの空也を中心に巻き起こるモンドギャグコミック。個人的に「おぺしましょ!」は結構好きなキメ台詞なのだが、世間的には軽く無視された模様。空也の兄・空念が登場してから一気に方向性がブレ、あっという間に終わった短命作品である。
川島よしお「くじごじ」
OL課長をはじめ、個性的な面々を中心に綴られるライトエロ4コマ。後年の氏の作品に見られるパンツネタへのこだわりも随所に見られ、合わせておっぱいネタも数多く確認できる一冊。割と瞬発的なネタも多いが、全体を通してリズミカルに読めるというメリットは特筆点と言えよう。
#今では信じられない昭和
今の若者の日本語は崩壊している…と嘆く年寄りどもが若かった頃でも発狂した日本語がまかり通る異常な事態が起こっていた事はあまり知られていない
物語の結びが「終」とか「完」でもなくて「絶!」
#にわかには信じられない漫画のシーン
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原律子氏の「奉仕ノ白薔薇」ですげーなと思ったのは、長年M奴隷に従事していたおとーさんが、突然M奴隷であることに違和感を感じて価値観が180度変わるところ!
こういう読んでいてハッとさせられる内容が、原律子作品には本当に多い。
中原誠/国友やすゆき「激メカライダー陽太」
史上最高(にテンションが高い)のチャモコミとして名高い本作。ローラーコースターに乗るだけの話の中に詰め込めるだけ狂気をぶちこんだ仕上がりは、本当に凄すぎる。そのテンションは最初からクライマックスだが、回を重ねる毎に増すので読者は発狂する!