「げんしけん」がオタクである事を隠さないオタクの話なら,篠房六郎氏の「リアルげんしけん」は隠すオタクの話。隠さない理由は「自己否定になるから」。隠す理由は「公言は文化的自殺でありX-MENのミュータントみたく迫害されるから」。前者は屈託が無く後者は屈託の化身で前者は後者を理解し得ない。
#個人的に好きなロボット物の描写
常に何らかの問題を抱えながら戦って勝つのが「リアル」なんじゃあ!
#私の推し名言
「あらゆるしょうこが不利なのに?」
「それでもあたしをしんじてくれるの!?」
「理くつじゃないんだよ,人をしんじるってことは。」
今TVでジブリアニメやってるんですけど,この漫画のこの頁を読むと意地でも観るもんかって思いますね♪『僕「風立ちぬ」が観たいなあ』って言って場を凍り付かせたい。
露伴先生が泉編集にケーキの入っていた箱を返して,わざわざ箱の中身が「カラだよ」って教える場面は,ジョルノが康一君にバッグを送り届けると約束して,わざわざバッグの中身が「空っぽ」って教える場面と呼応してるんだろうなあ。
ピンクダークの少年
1P:少年の構える「矢」が!
2P:ドラゴン・ネーロのネーロは伊語で黒,リゾット・ネエロ,乙雅三の四つん這いの姿がモデル?
3P:健やかな風が吹くのを探知する鳥籠
メイド姿の米国先住民風の少女は露伴先生の御趣味?
この漫画を怪異に取り憑かれた状態で一晩で仕上げる露伴先生の技量。