『あべこべ３番地』を実際に紐解いてみると赤塚作画のサチ子、サチ子の父、タケシの３人、つのだじろう作画のタケシの母という組み合わせ。その他準レギュラーの警官がつのだ、その他にフジオプロ。2枚目の親子は古谷三敏に見えるが、古谷ではないフジオ調のモブもある

あのころ日本船舶振興会のCMは生活に溶け込んでたよな、高見山に山本直純もキャラが濃くてテレビの人気者だった

『サンスケ（わかとの）』「そうじ、そうじで一日くれた」のこのコマ、妙にディテールがはっきりしてて凝ったガラクタの絵が誰なのかがわからない。石森が描くともっとグチャッとして元がわからない絵になる（はず）。『オバＱ』の背景担当が北見けんいちということで、その線でフジオプロの誰かか？

『おかしなおかしなおかしなあの子（さるとびエッちゃん）』「うたを忘れたカナリヤの巻」にフジオプロっぽいゲストキャラ、誰の絵かは知らんけど石森ではなさそう。石森赤塚ファン、この辺の研究してくれ

『テレパ椎』シンプルな話だけどifまで考え尽くされてるし今思えば一番すごい作品かもしれんな。元ネタあるんだろうか

『21エモン』の「銀河系No.2の星」で不死の国民を消滅させる機構（『UTOPIA』にも「ゼロの空間」として出てきたがこっちは多分アウシュビッツが元ネタか）がベルトコンベア式で、『すばらしい新世界』の出生施設とは生死を反転したパロディになっている。

『UTOPIA 最後の世界大戦』で影響を受けたというオルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』は出生施設で人間の受精卵の状態をベルトコンベアで管理するんだけど、ロボット工場の場面がその影響のひとつであろうと思う（他の場面にも影響はうかがえるけどそれは追々）

作者が普段思ってることが表れてるんだろうけど『ルリドラゴン』は「お前って言うな」がいいな。親しさや性別に関係なく言うやつもいるし(そこにも権威勾配はある)女性が描いたマンガでも無意識の「お前」あるけど、まず間違いなく男尊女卑がベースの「お前」なので

『あさがおと加瀬さん。』読んでるけどオッサンなので絶対腰をやる姿勢の山田にギャーってなってる

満賀が食ってたやつまた買って食べた

医者はなんのためにあるんだ！

『ブラック・ジャック』「ちぢむ！！」 『週刊少年チャンピオン』1974年12月2日号（11月1日発売） 　↓ 『バケルくん』「人形もかぜをひく？」 『小学二年生』1975年2月号（1月1日発売？）