ついでに観光案内。
今日は鬼の博物館で、妖怪博士ちゃんの関本くんがワークショップします~👹
【丹後の浦島太郎⑨】
箱を開けてしまった嶋子(浦島太郎)を『丹後国風土記』は「一瞬のうちににおうがごとき若々しさは風雲と共に蒼空に飛び去ってしまった」と書いていて、その後、亀姫(乙姫)には会えないとは書いてあるが、それからどうしたのかは書かれてしない。
【丹後の浦島太郎⑧】
嶋子(浦島太郎)が蓬莱山へ行ったのが古墳時代の雄略天皇二十二年。そして、帰ってきたのが平安前期の天長二年と、具体的な数字が言い伝えられている。
【丹後の浦島太郎⑦】
現代の浦島太郎では玉手箱と呼ばれている箱は、『丹後国風土記』では玉匣(たまくしげ)と呼ばれている。この中には女性の化粧道具が入っていただろうと考えられている。
伊根町の浦島神社では、玉匣に入っていたであろう中身も見ることができます。
【丹後の浦島太郎⑥】
浦島太郎は海の中の竜宮城に行ったという話が有名だが、『丹後国風土記』では嶋子(浦島太郎)たちは蓬莱山(とこよのくに)へ行っている。
蓬莱山とは、中国では仙人の住む理想郷とされていて、日本では海の彼方にある異世界とされている。
【丹後の浦島太郎④】
マンガでは簡潔に述べるために「一目惚れして」と描かせてもらったが、浦島神社の解説では「天から嶋子(浦島太郎)の行いを見ていて、好きになったので降りてきた」という話だった。
亀姫(乙姫)は天女であり、蓬莱山から降りてきた存在である。