5号機への移行で大きく影響を受けたのが沖スロでした。5号機ではST機は禁止され、さらに裏モノへの罰則が強化されました。4号機末期に隆盛を誇った沖スロは沖スロテイストのノーマル機に変わらざるを得なくなるのです。
複数回そろった場合は最後の7ぞろい分が有効になります。ダブルぞろいで300GのRTを獲得した後でシングルぞろいすると100Gに格下げされるのです。回避することはできませんでした。新吉宗がアピールできたのは表示装置だけです。
特徴はART突入時のナビの分かりにくさでした。チャンスゾーンでGO図柄がそろうとART突入ですが、GO図柄は6択で左の3択と中右の押し順が合うとそろう仕様です。
作者のゆでたまご先生はコンビマンガ家で、高校時代からキン肉マンを描いていたそうです。そして少年ジャンプでデビューするのですが、当初はギャグ路線だったキン肉マンは結構酷評をされます。
80年代から90年代にかけてジャンプ黄金時代の中核を担った人気マンガでアニメ化以外に、キン肉マン消しゴム、通称キン消しが大ヒットするのです。いわゆるマンガ家の三毛作、単行本化、アニメ化、キャラクターグッズと大成功をするのです。
さて、長く続いたスロマン稼業も最終回でした。掲載誌もほどなく廃刊されてしまいます。パチスロ人気によって拡大したスロマンガ市場はパチスロ人気の下落で消滅をするのです。しかも、それは警察庁の規制によるものです。4号機から5号機への移行は市場を縮小させました。
ニューデートラインは大量リーチ目を搭載していました。それぞれのリールに強い出目があり、とくに右リールは1個しかないオレンジとAAAのないプラムが最強です。中リールはBARにはさまれたプラムが強く、リーチ目に絡むことが多かったのです。
ガリバーの認可日は昭和63年6月3日。そして対策機のガリバーⅡが平成元年11月16日に認可されました。ガリバーは図柄配列も独特で、左リールには7が6個ありました。BIG、REG確率が全設定共通でシングルボーナスと集中役に設定差がありました。
獣王の回が掲載されたのは2001年7月号です。実戦日は5月12日。この日はインディジョーズを15000円、ハイハイシオサイを35000円、獣王をトータルで32000円と3000円。他にニューパルとリーガルという記憶にない台を1000円ずつ打っています。
MOは信頼性が高く、出版や印刷業界では圧倒的シェアを持っていましたが、CDROMへの移行があり、さらにはネット回線でのデータのやり取りが主流になると使われなくなりました。デジタルでの記録はいろいろ落とし穴があるものです。