イタリア漫画の巨匠・イゴルトの26年ぶりの邦訳本。ウクライナといったら「1932年頃の大飢饉」というとあまりにネガティヴだが、その生存者にイゴルトがインタヴューした内容を漫画化したもの。副題の「対立の起源」というよりウ国常民による個人の生き死にの歴史=ソ連史といった趣がある。
水木しげるのこういうセリフ、元々アパート経営をやっていたからこそ出る発想。これは借りる側じゃなくて貸す側の人間の感覚だ。
『架空』14号の在庫復活です!『痩我慢の説』に出てくる犬=ベティのプロトタイプともいえる60ページくらいの中編漫画「昭和我楽他万歳記」収録に、20ページくらいの無題(漫画・赤瀬川原平論)が収録。ともに単行本未収録です。マストバイ。
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『ぶどう園物語』。遠藤ミチロウのこと何にも知らないけど、とても良かったです。スターリンの前のバンドでベーシストをされてた方の自伝漫画。コマとコマのあいだで結構ポンポンと時間が飛び、エピソードがぎゅうぎゅうに押し込まれてるけど、それが何故か心地よい。動物が出てくる挿話はどれもGOOD。
マンガ好きなら誰でも思う「絶対に裁断してスキャンしたくない…」という強い思いから、カメラ撮影で復刻しました。編集者(私だ)が全ページPhotoshopとClip Studioでちまちまデジタルリマスター!
黒く塗り潰したところに生ずる点々とか全部塗り潰しました!
こういう単調なコマワリが延々と何十頁も続き、いきなり不規則なコマ割がなされデッカク磐梯山の絵が描かれる。これぞ演出。泣いちゃうネ…。
まどの一或先生の自選短編集発売中されました。動物が活躍する話、新宗教関連の話にハズレなしです。みなさん是非。
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