この2つをリズムよく入れていくことが大事です。画像は失業賢者の1ページですが、「寄り」「引き」を半々くらいで入れています。
そうすることで、状況説明とキャラの魅力をいい感じで見せることができます。
ネーム初心者の方は、最初「寄り」、「引き」を交互に入れるとやりやすいです。(3/4)
コミカライズの魅力を毎日伝える⑨
「描き文字で脚本の魅力を引き出す」
画像のような文字を「描き文字」といいます。
描き文字は画面でも大きな面積を占め、シーンに合わせて迫力や雰囲気を出せるので重要です。
補助的なものというよりも、メインの絵を描いているつもりで描きます。(1/3)
漫画を担当しています「失業賢者の成り上がり」、更新!
新章始まりました!画像の3人のイケオジがめっちゃかっこいいので、途中からの人にもぜひ読んでいただきたいです! https://t.co/9nDWV7zHqX
#コミカライズの魅力を毎日届ける 11
「ネームは見開きで作る」
今回は脚本の魅力を伝えるためのネームの作り方です。
画像のように僕は見開きページでネームを作成しています。
こうすることで、本になったときの見え方を想定して描けます。
画像は失業賢者120話のクリスタのデータ(1/3)
#コミカライズの魅力を毎日届ける 12
「カメラのアングル(角度)を使いこなす」
漫画はカメラを使っている想定で描いていきますが、カメラのアングルを意識的使うことで、キャラやシーンの魅力を引き出せるので、おすすめです!
今日はそれぞれのアングルを説明します!
(1/4)
③あおり
下から見上げる角度。キャラの迫力が出せます。半面、尊大に見えたりする。
この3つのアングルをバランスよく配置することで、ページ全体に変化を与えることができ、魅力的に見せることができます。(3/4)
#コミカライズの魅力を毎日届ける 13
「縦長のコマは必殺技!」
ページを縦に大きく切る「縦長」のコマは、うまく使うと見せ場にできます!ただ、他のコマも縦長になり、使い方が難しい面もあります。
僕はこのコマ割りをするときは、かなり強い意志をもって「必殺技」として使っています。(1/2)
#コミカライズの魅力を毎日届ける 15
「吹き出しの位置で、読みやすい画面にする」
漫画の視線誘導の基本は吹き出しの配置です。
画像のように、バランスよく吹き出しを配置すれば、ページ全体のセリフと絵、両方をしっかりと見てもらえます!(1/2)
#コミカライズの魅力を毎日届ける 16
「バトルを描くためのコツ」
少年漫画の華であるバトルですが、人によっては苦手な人もいると思います。
そんなときにオススメなのが画像にある3つの要素を入れること。特に「位置関係」は必須です!(1/2)
漫画を担当しています「失業賢者の成り上がり」最新話更新!
このジジイたち3人がめっちゃカッコイイんです!ぜひご一読くださいー!
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#コミカライズの魅力を毎日届ける 18
「血の表現には、細心の注意を払う」
バトルで頻出の出血シーンですが、読者のストレスに密接に関わるセンシティブなモチーフです。
量が多すぎると、ストレス値が高くなり、読者を選ぶ傾向があります(1/2)
#コミカライズの魅力を毎日届ける 19
「シーンの始まりは場所を書く」
話の1p目やシーンが変わったら「どこで」を書くのが大切です。これがないと読者は混乱し、読み進めてくれません。
わかりやすさの観点から「5w1h」は常に示し続ける必要があります。
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