味噌汁→×
ハーゲンダッツパーティ→××
鳥ハム、ブロッコリー、卵焼き→◎ https://t.co/FZ7myBVELu
何者かになるために危険な道に進むか、何者にもなれないが真っ当な道を進むのか、悩む一条の前に唯一無二の存在である東京タワーが待ち構えてる演出がほんといい。イチジョウの最終巻は福本作品の中でも他にはない輝きを放ってる。
岡山の田舎から上京して燻っていた若者が、何者かになれるかもしれないチャンスと、地に足をつけて真っ当に生きる機会、どちらを取るべき悩み、夜の街を駆け抜けた先に現れるぶち抜きの東京タワーめちゃくちゃいい。ジュブナイルが終わり、人生が始まる。
イチジョウ、若干の焦燥感を感じながらも気の合う仲間と楽しい日々を送っていた一条が唐突に人生の岐路に立たされるのが最高にジュブナイルしてて好き。全く違う道を示す2人の大人と、彼らを通して自分自身と見つめ合う一条を瞳とメガネに移る姿を見せることで表現するシーン、流石のネーム過ぎる。
イチジョウ、ハンチョウ的なほんわか漫画だと思って読んでたら、突然1人の何者でもない若者の人生に踏み込んだ話が始まって震えたんだよな。イチジョウほんと好きだわ。 https://t.co/VTF4jXv3yA
わかる。働かざる者たちの読後感がめちゃくちゃ清々しいのは、決して彼らを否定してるわけじゃないからなんだよな。 https://t.co/OK6thswuQF
働かざる者たち、さまざまな理由で“働かない者“となった人々の実態を赤裸々に描きながらも、それを決して否定してこき下ろす漫画ではなかったんだよな。なんというかすごい優しさがあった。