池田正孝『世界の児童文学をめぐる旅』(エクスナレッジ)『不思議の国のアリス』、「ナルニア国物語」シリーズ、『トムは真夜中の庭で』…。海外児童文学の舞台と背景を訪ね歩くフォトエッセイ集が出ました。子どもの頃、限られた挿画から想像をふくらませたあの懐かしい物語世界を旅できる一冊です。
岸政彦『生活史論集』(ナカニシヤ出版)ただ想像することしかできないとしても、それでも私たちは、言葉を語り、それを聞くことをやめることはなないだろう――強制立ち退き、地域スティグマ、障がい者の介助現場など。社会学者による生活史の語りに基づく10の論文集。
橋本倫史『水納島再訪』(講談社)ドライブイン、市場、古本屋…。再訪を重ね人の営みを綴ってきた著者さんによる最新作です。沖縄本島から船でわずか15分の距離にある小さな離島「水納島」の近現代を記録するエッセイ・ノンフィクション。
徳仁親王『テムズとともに 英国の二年間』(紀伊國屋書店)今上天皇が皇太子時代に書かれた英国留学記が新装復刊されました。あらたに書き下ろされた後書きを収録。話題書コーナーで展開しています。 https://t.co/e4BDnxx4Ir
伊藤文学・ヤマジュン『オトナのぬりえ やらないか!』(彩流社)ヤマジュン選りすぐりの塗り絵集+伊藤文学薔薇族談。全編通してヤマジュン全開なので人前では開かないことをお勧めします。すごく…オトナです…
先日逝去された佐々木常夫さんの追悼コーナーを設けました。レジ前、ビジネス書エンド台で展開しています。
文春新書2月の新刊が入荷しました。
注目作は成田悠輔『22世紀の資本主義』。“株価も仮想通貨も過去最高値を更新、生成AIの猛威が眼前に立ち現れ、かつてなく資本主義が加速する時代。お金や市場経済はどこへ向かうのか?”。気鋭の経済学者・成田悠輔さん最新刊!
角幡唯介『地図なき山』(新潮社)情報に覆われた現代社会に疑問を抱いた著者は、文明の衣を脱ぎ捨て大地と向き合うために、地図を持たずに日高の山に挑む。だが、百戦錬磨の探検家を待ち受けていたのは、想像を超える恐るべき混沌だった。――『極夜行』と対をなす、冒険登山ノンフィクション!
福永耕太郎『電通マンぼろぼろ日記 ゴルフ・料亭・×××接待、クライアントは神さまです』(三五館シンシャ)人気の日記シリーズ最新刊!元電通マンが暴露する巨大代理店の内幕とは。『大学教授~』も好評発売中です。
菅沼堅吾『東京新聞はなぜ、空気を読まないのか』(東京新聞出版)原発事故、特定秘密保護法、安保法制、共謀罪を東京新聞をどう報じたのか。ベテラン新聞人が当時を振り返り、東京新聞の報道姿勢を伝える一冊。