松原始『カラスの教科書』(講談社文庫)カラス好きの動物行動学者によるカラスの全てが詰まった1冊が文庫化しました。
これを読めば嬉しくない隣人だったカラスの認識も、地声がデカいだけの憎めない奴になるかも?
平成が終わろうとしてる時、昭和50年代に山野浩一の「NW-SF」に連載していた工作舎時代の正剛氏エッセイが単行本になるという奇跡。同時代を生きた人には懐かしさを禁じえないだろうし、若い世代は原点を見つけられるのではないだろうか。松岡正剛著『雑品屋セイゴウ』春秋社
何の因果か即重版!各所で話題の『交通誘導員ヨレヨレ日記』柏耕一(フォレスト出版)は当店に在庫ございます。高齢社会日本の縮図と言われる交通誘導員の実態がここに。当年73歳の警備員自身が描く悲喜こもごものルポルタージュです。
『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』(左右社)「この生活は、誰かの仕事が支えてる。」タクシー運転手、ごみ清掃員、ホストクラブ経営者、小説家、留学生、介護士など。緊急事態宣言下で働くさまざまな職種の77人が綴った日記アンソロジーです。話題書コーナーと文芸書棚2箇所で展開しています。
本田創、高山英男、吉村生、三土たつお『はじめての暗渠散歩』(ちくま文庫)都市の繁栄と水辺は切り離せないもの。今は蓋をされ「暗渠」となった水のない水辺を辿ると土地の歴史が見えてきます。暗渠とは何か、どうやって見つけるのか、さまざまな暗渠紹介など。暗渠の魅力がつまってます。
稲垣栄洋『生き物の死にざま』(草思社文庫)セミ、タコ、カメ、カエル…生物の最後の瞬間の輝きを描き出す感動のエッセイが文庫化されました。話題書コーナーで大きく展開中!
同著者近刊『モンスターにされた生き物たち 妖怪・怪物の正体とは?』(二見書房)もあわせておすすめです。
巷で噂の、あの雑誌が入りました。
MdN7月号。特集は「祖父江慎、宇宙人に本という概念を問われたならば」です。一冊まるまる祖父江ワールド、今年の春に日比谷図書文化館で行われた「コズフィッシュ展」の事も載っております。
加原井末路『消費者金融ずるずる日記』(フォレスト出版)シリーズ累計64万部突破の大好評日記シリーズ最新刊!今回の題材は「サラ金」です。業界の栄枯盛衰を見つめた著者による、怒りと悲哀と笑いの記録。