白水社創立百周年記念復刊書籍が入荷しました。サルバドール・プラセンシア『紙の民』や『サミュエル・ベケット短編集』、リチャード・フラナガン『グールド魚類画帖』ほか、多彩な取り揃えです。
伊藤文学・ヤマジュン『オトナのぬりえ やらないか!』(彩流社)ヤマジュン選りすぐりの塗り絵集+伊藤文学薔薇族談。全編通してヤマジュン全開なので人前では開かないことをお勧めします。すごく…オトナです…
松原始『カラスの教科書』(講談社文庫)カラス好きの動物行動学者によるカラスの全てが詰まった1冊が文庫化しました。
これを読めば嬉しくない隣人だったカラスの認識も、地声がデカいだけの憎めない奴になるかも?
巷で噂の、あの雑誌が入りました。
MdN7月号。特集は「祖父江慎、宇宙人に本という概念を問われたならば」です。一冊まるまる祖父江ワールド、今年の春に日比谷図書文化館で行われた「コズフィッシュ展」の事も載っております。
本田創、高山英男、吉村生、三土たつお『はじめての暗渠散歩』(ちくま文庫)都市の繁栄と水辺は切り離せないもの。今は蓋をされ「暗渠」となった水のない水辺を辿ると土地の歴史が見えてきます。暗渠とは何か、どうやって見つけるのか、さまざまな暗渠紹介など。暗渠の魅力がつまってます。
平成が終わろうとしてる時、昭和50年代に山野浩一の「NW-SF」に連載していた工作舎時代の正剛氏エッセイが単行本になるという奇跡。同時代を生きた人には懐かしさを禁じえないだろうし、若い世代は原点を見つけられるのではないだろうか。松岡正剛著『雑品屋セイゴウ』春秋社
何の因果か即重版!各所で話題の『交通誘導員ヨレヨレ日記』柏耕一(フォレスト出版)は当店に在庫ございます。高齢社会日本の縮図と言われる交通誘導員の実態がここに。当年73歳の警備員自身が描く悲喜こもごものルポルタージュです。