逆境ナインの一番の見せ場である地区大会で百点差のシーン、これが映画だと112対3でなく100対0になってるんですよ。何故かと言うと映画版には亀谷がいないので。でも、この亀谷というキャラは本当に謎で、王のモノマネをずっとしてる人という設定で出てきて、何故か本当にめちゃくちゃ打てるし(続く)
列伝では、「カール・ゴッチはカラテチョップの影響でジャーマンの位置を誤り引き分け」となってますが、実際は「レスリングテクニックで終始力道山を圧倒し続けたゴッチが、プロモーターに勝つ訳にはいかないと最後はジャーマンで自爆した演技をして引き分けにしてあげた」という物でした。
ちなみに「なにがなんでも阪神ファン」は根こそぎフランケンの押川先生のデビュー作です。根こそぎフランケンの主人公の竹井も、この作品に出てくるクールな阪神ファン竹井をそのまま使っているという雑さ。
これ、マジで「オタクコミュニティの中でわかってる人として扱われてるけど中身ペラッペラな奴が語る作品感想の典型」って感じ。作品を語る軸がわかりやすかったとわかりにくかったしか無くて、後は監督とか演出を語って過去作品の話して知ってる感出して終わり。
四角いジャングル読んでるんだけど、梶原一騎のジャイアント馬場下げ&アントニオ猪木上げが巧妙過ぎて凄い。ジャイアント馬場を一方的に悪者にして「猪木凄い!」ってやるんじゃなくて「馬場も猪木もどっちも凄いね!でも、なんで馬場は猪木と戦わないのかなぁ。読者の皆はどう思う?」ってやってる。