『上野さんは不器用(3)』より引用。へそに仕掛けられた生体センサーキーをダシにして、意中の男子を誘惑しようとする場面。だいたいこんな感じで強気の上野さんがすぐ音を上げて逃げ回る話。1ページでこの豹変ぶり。テンポ良いなぁ。
『メダカくん、さよなら。』(こうのとり昇)
擬人化された水槽内の生物をキャラクタとした不条理ギャグ漫画。挑戦的なコマやセリフ切り抜きのチョイス。タイトルの位置もなんだか不安になる。
#好きな漫画表紙デザイン2017
『うたかたダイアログ(2)』から作品の魅力が伝わりそうな部分を数ページ引用。殆ど主役二人の掛け合いだけで進んでいく作品だけど、ボケツッコミのテンポが素晴らしく心地よい読み味。キャラクタがいいから会話がかみ合うんだろうなぁ。
『中村くんの金パは柔らかい』より画像引用。つやつやの質感や匂いまで表現した描写、それを活かしたポーズなど、黒髪ロングの新しい可能性を模索している作品だと思う。作者は絶対髪フェチ。
『プ~ねこ(7)』読んだ。猫が主人公のシニカルなネタや変化球多めな4コマ漫画。連載期間が14年を超えても、真意を理解するのに10秒くらいかかるようなひねくれたネタ作りは良くも悪くも安定。アフタの中の箸休め的な存在として末永く続いて欲しい。
『ブレードガール 片脚のランナー(2)』読んだ。病気で片足を失った少女が専用の義足「ブレード」で短距離ランナーを目指す物語。キャラクタ描写に重点が置かれてはいるが、本題である競技描写も押さえるところは押さえいる印象。少女漫画ライクな瑞々しい絵柄も特徴的。
『花と頬』読んだ。ミュージシャンの父親を持つ少女とそのミュージシャンが好きな少年とのやり取りを描く物語。少女のいじらしいアプローチや嫉妬を含むネガティブな感情がさりげない描写で演出されており表現力豊か。キャラクタの背景を想像させる見せすぎない構成もいい味出してる。オススメ。
『前略 雲の上より(6)』読んだ。飛行機狂いの上司に連れ回されて各地の空港を巡るサラリーマンが主人公の空港紹介漫画。飛行機好きと鉄道好きの対立構図がいよいよ本格化。尖った個性のキャラクタ達が上手くストーリーに乗っかる。掛け合いにも激しさやスピード感があり楽しい。オススメ。
この前ついに購入したiPadにて、電書生活満喫しております。画像の上側はFire HD 10、下側がiPad(画像は『金剛寺さんは面倒臭い(5)』)。iPadは画面比率の関係上、漫画見開きにした時に余白が少ないのでより大画面で見開き演出楽しめて嬉しい。電書読む上で、画面のデカさは正義。
『ボーイミーツマリア』読んだ。ヒーローに憧れる少年と彼が一目惚れした性別不詳な少年?との関係を描いた物語。非常に特殊なキャラクタ設定が上手く活きるよう練り上げられたストーリー構成素晴らしい。作画もクオリティ高いし、シリアスとコメディとのバランスも良く読みやすい。すごくオススメ。
『ながたんと青と-いちかの料理帖-(4)』読んだ。客足の遠のいた料亭の跡取り女性とそこに婿養子に来た口の悪い青年が主人公の料亭物語。主人公二人の互いへの複雑な想いとその変化に関する描写が繊細で素晴らしい。登場する料理も美味しそうだし、調理過程が丁寧に描写されるのも良い。オススメ。