【翔んだカップル1日1冊】新3巻
圭は藤木のアプローチを正式に断り、勇介一人に絞る。勇介も女子高生に言い寄られるが心は揺らがない。安定期が訪れたと思いきや、藤木は諦めていなかった。
当時人気の江口寿史を意識したのか、ポップなタッチが散見されて、ラブコメ色が少しだけ戻っている。
【翔んだカップル1日1冊】新4巻
ボクシングにのめり込む勇介。圭は大人になれない勇介と大人の藤木の間で迷い、結局勇介を選ぶが、ボクシングを好きになれない。大学卒業を控え、勇介は突然、海外青年協力隊になり海外に行くと決意。完。
なんだこの終わりかた。打ち切り? 明日から「続」を読む
【翔んだカップル1日1冊】続1巻
1986年に開始。前作終了から1年以上たっているけれど、引き続き大学3年から始まる。海外青年協力隊に行くという前作の設定を無視して、勇介はいきなりプロボクサーを目指す。ヨネクラジムの協力を仰いだ本格ボクシング漫画にトランスフォームしている……!
【翔んだカップル1日1冊】続2巻
勇介はプロボクサーとしてデビュー後2連続KO勝利。しかし圭はボクシングに拒絶反応を示し、自分とボクシングのどちらをとるのかと詰め寄り2人は破局。
井岡一翔と谷村奈南もこんな感じで別れたんだろうか。名前の「翔」の字で翔んだカップルを連想してしまった。
柳沢きみおが圭というキャラに完全に興味をなくし、勇介とボクシングだけを描きたいということが続2巻ではっきり分かった。これはもう別の漫画だ。
1978年の勇介と1985年(という設定)の勇介も、もうほぼ別人。
【翔んだカップル1日1冊】続3巻
圭は大学ラグビーの人気選手、海城と付き合い始める。KO勝利を重ねる勇介は女子大生の寺島瞳に積極的に言い寄られ、その元カレに襲われて負傷。そのまま初めての6回戦に望み、ダプルノックダウン!?
勇介の試合間隔短すぎィ。パンチドランカーになりそう。
【翔んだカップル1日1冊】続4巻
5連続KO勝ちで、いよいよ日本ランカーとの試合が決まり、見事に勝利する勇介。瞳との交際は順調だが、圭への未練が強まっていく。一方、圭と付き合っていた海城は大学最後の大舞台で再起不能の怪我を負う。
ラブコメとして始まった漫画が完全にボクシング漫画に。
【翔んだカップル1日1冊】続5巻
下半身麻痺の海城を愛し続け、求婚する圭。しかし海城は圭の幸せのために身を引き、行方をくらます。
勇介はライバル黒木田との戦いに破れ、自ら退路を絶つために早稲田を中退。ボクサーとして一皮剥けるが、圭への未練はまだ燻り続ける。
表紙と中身が全然違う。
【翔んだカップル1日1冊】続6巻
圭への想いを断ちきった勇介はボクサーとして覚醒し、黒木田にリベンジして日本王者に。順調にKO防衛を重ね、いよいよ東洋王座に挑むことに。
圭は社会人になってもまだ海城のことが忘れられない。ある日、海城が死んだという知らせが届く。
いよいよ次が最終巻。
【翔んだカップル1日1冊】続7巻
東洋太平洋タイトルマッチを大苦戦の末に逆転KO勝利をおさめる勇介。しかし世界戦の前哨戦で右拳を骨折。再起戦でも再び骨折し、引退を決意する。
時は流れ、30歳のサラリーマンとなった勇介は、長年連絡をとっていなかった圭と街で偶然出会う。完。