柳沢きみおがLINEマンガで連載している『【新訳】罪と罰』最新話で嫌な感じのサービスカットがあったので、思わず『妻をめとらば』最終回の八一の裸を思い出してしまった。見ろ!この体を!
『私が15歳ではなくなっても。』(あむ)を16話まで読む。平凡なサラリーマンが出来心で女子高生とパパ活したことで人生転落し続ける。中年男の醜く滑稽な煩悩に真正面から向き合い、昨今の「いい話」的おじさんミーツガール作品を楽しむ層に冷や水どころか催涙ガスを浴びせる恐怖の怪作。超面白い。 https://t.co/Rpn4EQLFfA
実質的に最後の連載だからと、なかば意地で読み続けている柳沢きみおの『新訳 罪と罰』(LINEマンガ)。先週、いよいよ主人公と母親の顔を全く描き分けられなくなっていることが判明し、逆にまた注目度が高まっている。
島耕作シリーズを聖典と仰ぐZ世代の若者が島耕作の世界に転生し、島に会おうとするスピンオフ漫画『逢いたくて、島耕作』。もう面白いということでいいと思う。
島耕作サーガ初期の副読本として楽しめるし、なによりあの名悪役・今野輝常に対する慈悲深い視線がいい。
『てれびくん』8月号から連載が始まった、しりあがり寿によるヒーローマンガ『ジ・アメイジング・マッパマン』。主人公の巨大ヒーローが顔以外全裸になって戦うという、懐かしい味わいの小学生向けギャグマンガだった。
日経平均バブル超え。過去最高値だったバブル絶頂の1989年に発売された『ツルモク独身寮』5巻で、新入社員の矢崎はローンで200万のクルマを購入。そうした消費が珍しくない、右肩上がり感覚の時代だった。いま都市部でクルマを買う若いサラリーマンはどれくらいいるんだろう。
映画『8番出口』を観て思い出したのは諸星大二郎が1976年に描いた短編漫画『地下鉄を降りて……』。
拡張を続けていた丸の内〜銀座の地下街から出られなくなった男の話で、当時のサラリーマンのルーティン生活の息苦しさ、出口の無さを批評した風刺コメディの佳作。