【翔んだカップル1日1冊】21・1巻
田代勇介(50歳)は警備員。息子の勇一(21歳)と2人暮らし。勇一は人妻の誘惑に溺れつつ、同い年の佳奈と出会い惹かれていく。佳奈は勇介の初恋相手、田代圭の娘だった。
勇介と圭、更に杉村とその娘が邂逅する。
親子二代の三角関係が幕を開けた……
【翔んだカップル1日1冊】21・2巻
勇介、圭、杉村の50歳トリオと、それぞれの子供である勇一、佳奈、真由子の21歳トリオが遭遇。心理戦が始まる。
キツい。登場人物がみんな性欲でしか動いてない。少なくとも勇介・圭・杉村はこんな人間ではなかったのに……。これが10巻まで続くのか?
【翔んだカップル1日1冊】21・3巻
勇介は杉村が歯医者にプロポーズされたことに焦り、自分も結婚を申し込む。
勇一は佳奈に告白してつきあうことになるが、勇介が杉村と結婚すると真由子が妹になるので悩む。
くそつまらない……。
前作でボクシング東洋太平洋チャンピオンになり、23戦22勝20KOという偉業をなしとげた主人公に、15年後にこんなことやらせてるんだぜ……
【翔んだカップル1日1冊】21・4巻
勇介と杉村が結婚し、勇一も一緒に鎌倉に引っ越すが、そのことを佳奈に言えずにギクシャクする。
勇一の妹になった真由子は、ますます積極的に迫り、佳奈との間を妨害する。
認めない。こんなアダムスファミリーみたいな杉村さんは絶対に認めない。
【翔んだカップル1日1冊】21・5巻
勇介と杉村の新婚生活はラブラブ。勇一はバイト先の店長の妻が以前不倫していた人妻だと判明するが、佳奈とヨリを戻すして江ノ島デートをする。
圭が完全に空気化。きみおは前作から圭というキャラに興味を無くしてるな。娘も杉村の娘のほうがチャーミング。
【翔んだカップル1日1冊】21・6巻
勇一と佳奈が合体。しかし真由子は勇一を取り戻そうと色仕掛けを続ける。そんなとき、真由子の父の行方が判明する。
前三部作では登場人物の心の声が書かれていたのに、今作は作者の余計な解説が多くてシラケるんだよな……
【翔んだカップル1日1冊】21・7巻
真由子の父(杉村の元カレ)は余命1ヶ月。杉村と真由子は最期を見届けようと同居する。遺産目当ての弟と対決するが、勇介が助けに現れる。
表紙が相変わらず酷いけどようやく柳沢きみおらしい人間の情が描かれはじめた。遅いよきみお。いよいよあと3巻で完結。
【翔んだカップル1日1冊】21・9巻
佳奈と半同棲を始める勇一。真由子は父から海辺の土地を相続していて、そこで勇一にレストランを開こうと持ちかけ、勇一の心は揺れる。
レストランの夢なんてあったっけ?と思いつつ、足掛け15年続いた翔んだサーガも次で完結。帰れるんだこれでただの男に。
【翔んだカップル1日1冊】21・10巻
勇一の不用意な発言に怒った佳奈は実家に帰ってしまう。落ち込んだ勇一は鎌倉に帰り、真由子と寝てしまう。イタリアに料理修行に行くという夢も固まる。最終的に佳奈と真由子の板挟みになったまま完結。
つまらなかった。打ち切りだったんだろうな。。
年号も変わるので、『フジ三太郎』のサトウサンペイ先生に久しぶりにメールを出したら返事をいただけた。御年89歳。平成に年号が変わった時に描いた4コマでは、テレビのコメンテーターの過剰な丁寧語が庶民にうつるエピソードが記憶に残っているとのこと。