『いいひと。』終盤(1999年)では、バブル崩壊後のリストラに苦しむ社員たちが蜂起。これに一部の経営層が賛同し、会社家族主義の再建を提案する。これもこれでラディカルだった。
会社が家族だという見立ては、それ自体が悪なのではなく、ネグレクトや育児放棄があった場合は問題ということ。
【翔んだカップル1日1冊】14巻
強引にキスされたことで、圭は勇介を避けようとする。勇介のおじさん夫婦が帰国することになり、二人は高校最後の夏に再び共同生活を試みるが、結局心はすれ違う。
杉村に啓発されて成長していた勇介と、杉村へのコンプレックスで動けない圭。次が最終巻。
【翔んだカップル1日1冊】12巻
進路や恋愛に悩んだ末に、勇介は杉村に別れを告げる。酒に酔った勢いで圭にキスをするが、2人はギクシャクしてしまう。
三角関係が終わり、物語は勇介と圭の関係性に絞られた。それでも一番魅力的なキャラは相変わらず杉村だった。いよいよあと3巻。
【翔んだカップル1日1冊】21・4巻
勇介と杉村が結婚し、勇一も一緒に鎌倉に引っ越すが、そのことを佳奈に言えずにギクシャクする。
勇一の妹になった真由子は、ますます積極的に迫り、佳奈との間を妨害する。
認めない。こんなアダムスファミリーみたいな杉村さんは絶対に認めない。
【翔んだカップル1日1冊】21・9巻
佳奈と半同棲を始める勇一。真由子は父から海辺の土地を相続していて、そこで勇一にレストランを開こうと持ちかけ、勇一の心は揺れる。
レストランの夢なんてあったっけ?と思いつつ、足掛け15年続いた翔んだサーガも次で完結。帰れるんだこれでただの男に。
今月の月刊ヤングマガジンの特命係長只野仁ルーキー篇。バブル期はアイドルの全盛期どころかアイドル冬の時代だったんだけど、近年の柳沢きみお先生としては超珍しくギリギリ受容できる美少女造形……!
前作でボクシング東洋太平洋チャンピオンになり、23戦22勝20KOという偉業をなしとげた主人公に、15年後にこんなことやらせてるんだぜ……
【翔んだカップル1日1冊】21・3巻
勇介は杉村が歯医者にプロポーズされたことに焦り、自分も結婚を申し込む。
勇一は佳奈に告白してつきあうことになるが、勇介が杉村と結婚すると真由子が妹になるので悩む。
くそつまらない……。
【翔んだカップル1日1冊】続4巻
5連続KO勝ちで、いよいよ日本ランカーとの試合が決まり、見事に勝利する勇介。瞳との交際は順調だが、圭への未練が強まっていく。一方、圭と付き合っていた海城は大学最後の大舞台で再起不能の怪我を負う。
ラブコメとして始まった漫画が完全にボクシング漫画に。
『かりあげクン』最新巻(63巻)を読んでいると、登場人物がみんなテレビモニターを縦置きにしているんだけど、今ってこれが普通なの?
【翔んだカップル1日1冊】21・10巻
勇一の不用意な発言に怒った佳奈は実家に帰ってしまう。落ち込んだ勇一は鎌倉に帰り、真由子と寝てしまう。イタリアに料理修行に行くという夢も固まる。最終的に佳奈と真由子の板挟みになったまま完結。
つまらなかった。打ち切りだったんだろうな。。
保管してある1984年のゼネラルプロダクツのカタログを見たら岡田斗司夫が告知漫画に出演していた。この頃は希望に燃えてたんだろうな。