因みに単行本版におけるこの場面の直前、即ちチヤルカと皇弟ミラルパとの対話や大海嘯の前兆、セラミック鉱山街の回想は意外なことに、全て単行本版の新規書き下ろし(!)になります。
この次にユパ一行が登場するのは五巻前半、土鬼-トルメキア国境あたりで、そこでは既にユパとミト達は合流しています(連載版該当箇所も同様の流れ)。なので、当初にあった「別行動」は無くなったか、或いは当初想定よりずっと短期間になり早期に合流したと考えられます。
>RT
オープンレターズ、自分が何やってるか全くわかってない人々ばかりの疑惑がありますねこれは。わかってないので自分たちが吊るしあげた相手と同じ犯罪(?)を何度もやらかしてるのに、その自覚が持てず、非難されると「不当な攻撃だ」と吹き上がる。鳥頭とかそんなちゃちなレベルじゃない(以下略
ただ、これら「外部」との接点はかなり乏しいようで、土鬼大海嘯を土鬼・トルメキアとも「世界の半分が失われた」と言い表すため、交流可能な「世界」とは地図上の土鬼・トルメキア・エフタル辺境に事実上限られていたと言えそうです。
これらは一見、いずれも「完璧な計画の産物」に見えますが実はその「出来」には大きな差があります。まず、一番完璧なのは「庭園」です。外界から完全に遮断され、かつ外界の支援なしに自律して秘密裏に目的(浄化世界のための種子保存)遂行が可能だからです。
お待たせしました再開です。さて、粘菌もつまるところ腐海植物であり、王蟲の血により「発育」が促進されると思われますが、粘菌の最終形とはナウシカによれば無数の胞子を噴出して弾けるーつまりは胞子になります。
勿論、羽蟲達は「(愛情から)粘菌を食べようとして失敗した」、王蟲は「最初から食べられるために集まった」という違いはありますが、最終的にはどちらも粘菌に喰われたにも関わらず、その結果は全く異なります。これは何故でしょうか?
タイトル伏線回収、えげつなさ過ぎない…?いや0話の報いはいつか何処かで出るにしてもさ、それをあんな形でミオリネさんに(スレッタを人質にするような格好で)突きつけるとかもう…
#水星の魔女
この点を解く鍵が五巻冒頭にあります。皇弟ミラルパ重篤の間を突いてヒドラ復活・巨神兵培養と不穏な動きを見せる皇兄ナムリスに対し、ミラルパ派の僧会幹部が「先帝様のご禁令」として諌止しようとするのです。
そして三幕。孤児たちとの出会い以外はほぼ原作の三巻に準拠します。クロトワさんの寝返りの時の台詞に、梶原景時の故事が引用されておりましたな~…