9月23日の「歌姫庭園14」で頒布予定の新刊「キュート戦線異状なし」のサンプルです。昨年の冬コミで頒布した「パッション大戦車軍団」の続刊です。A5、48ページ。アイドルたちが大真面目に「戦車ごっこ」をするお話。
【告知】9月22日発売の「小説宝石」10月号から、『ぽんぽこ書房小説玉石編集部』という漫画の連載がスタートします。文芸誌で漫画はなかなか珍しい漫画作品の掲載です。内容は「文芸誌の編集部」を舞台に編集者が文芸という文化を守るためにせっせと働く、というものです。乞うご期待!
【川崎昌平:同人誌歴】『重版未定』2015年8月、COMITIA113|勤務先の企画会議で企画が通らなかった悔しさから生まれた1冊。この本のおかげで連載したり単行本化したりと、今の私があります。長らく在庫切れでしたが3刷したので今度のCOMITIA121で頒布します!
【川崎昌平:同人誌歴】『HITORI BOCCHI NO ONNANOKO』2013年8月、COMITIA105|初めて川崎昌平名義でつくった同人誌。「2001年宇宙の旅」のパロディSFマンガ。2冊しか売れませんでしたが、つくっていて本当に楽しかった。
新刊『労働者のための同人誌入門』は、文字通り「働きながら同人誌をつくる」ことがテーマです。私も編集者として働きながら同人誌をつくっていますが、「働くこと」と「表現すること」の両立は可能であり、そうすることで、視界や思考がクリアになることもあると思います。そのあたりが主題です。
【告知】新刊『労働者のための同人誌入門 vol.1』、8月20日に開催されるCOMITIA121にて頒布します。仕事ができない、恋人もいない、生きることに退屈しか感じていない30歳の働く女性が、同人誌をつくることで成長していく……そんな内容のマンガです。よろしくお願いします!
更新しました。|川崎昌平 重版未定 第27話:フリー編集者・その3 http://dotplace.jp/archives/28278
勝手に絶賛執筆中の『重版未定/取次編』より。「書店をつくる」ことのハードルの高さは現場にいると痛いほどわかります。「書店を維持する」ことの無理ゲー感も然り。でも、だからこそ「やりがい」があったりもするわけで。
2006年から2015年までの間に、日本では約4000店舗の書店がつぶれています(日本出版販売株式会社発行『出版物販売額の実態 2016』より)。そんな出版業界の危機を明瞭にし、かつ「指をくわえて見ているわけではない」人々の奮闘を描く……『重版未定/取次編』、乞うご期待!
「編プロ☆ガール」、「重版未定/異世界で出版社はじめました」に次ぐ、『重版未定』スピンオフ第3弾(構想中)。今度の主人公は……「取次」です。誰もがお世話になっていながら、誰もが意識しない出版業界のブラックボックス、取次。そんな彼らの実態を描き出す……さすがに実現は難しいかな。
「主任がゆく!SP vol.122」掲載の「編プロ☆ガール」第6話の柱にほとばしる悲哀。私はマンガや雑誌の編集者ではなく、書籍の編集者ですが、やはり同じ想いを抱いたことがあります。断裁は出版社が倉庫在庫を減らすためにする行為。保管するだけでも負担なんです、小さい出版社だと特に。