「重版未定 第7話(http://dotplace.jp/archives/23071 )」の補足というか……そもそもバケツ氏は何のために取次にやってきたんでしょう? 主人公も心のなかでツッコんでいますが……。
今週の『重版未定』は休載です。代替の1ページ漫画。ビー・エヌ・エヌ新社の求人(http://www.bnn.co.jp/information/8226/ …)を見てちょっと心が揺れる主人公。芯があるステキな本をつくる版元です、BNNは。
COMITIA117の新刊「重版未定3」を入稿しました! B5、36ページ、本文モノクロ。書き下ろしの漫画が22ページ、残りは設定資料集的な感じです。Web連載版を知らなくても、同人誌版の1や2を読んでいなくても、楽しめます。
#二年間で自分がどれだけ変わったか画像で振り返る 眉毛を描かなくなった……表情は昔の方が豊かな気もする。
でも山を売ったところで「その場しのぎ」にしかならないような気がする……。「重版未定 第13話:決算」 http://dotplace.jp/archives/26248
【作者による『重版未定』補足解説】第1話から。主人公のセリフは、もちろん「正しくない」ものです。でも「よい中身をつくる以上に、商品を世に出すことが優先される」ことも多々あるのが現在の出版業界です。そうした、建前ではない本音を堂々と言えたら……と思って描いた場面です。
【作者による『重版未定』補足解説】第1話から。読んでくれた知り合いの編集者から「いやー雑誌じゃないんだから、中小版元の書籍の編集者は泊まり込みなんかしないでしょ?」と言われたときは……しゃーっ! あ、漫画と異なり、私の勤務先にはキレイな仮眠室がちゃんと用意されています。Yes!
【作者による『重版未定』補足解説】第2話から。主人公の「これでいいか」というセリフは妥協ではないんです。時間とお金をかければクオリティは向上しますが、弱小版元にはどちらもない。可能な範囲で最善を尽くし、その上でどこかで「これでよし」と見定めるのは、編集者の重要な仕事です。
【作者による『重版未定』補足解説】第5話「客注」から(書籍版では2コマ目のセリフが変わっています)。品切れ重版未定となったタイトルだからといって、資金や在庫リスクの関係から、簡単には増刷できないのが弱小出版社。「求める人がいるのに売れない」という悔しさを私は何度も味わいました。
【作者による『重版未定』補足解説】第6話「客注・その2」から。バケツ氏の行動は商売として考えるなら無意味です。でも「自分の会社の本を欲しがる人がいる」から、思わず身体が動いてしまったのでしょう。「通りすがりのアマゾンさ」は……いつか私もリアルで使ってみたいセリフです。
書店さん向けに描いた『重版未定』宣伝漫画です。キャラと作者の共演とか、そんなこっ恥ずかしいもの描けるわけなかろう!と思っていたんですが、やればやれるもんですね。
【作者による『重版未定』補足解説】第7話「取次」から。札をとるシーンはトーハンさんをモデルにしました……がリアルなのはその箇所ぐらいで、他はすべてフィクションです! 取次の話はもっと取材してまたいつか描きたいですね。