3話ではグラウンドでの攻防を描いてるけど、そこでも選手二人の全身は描かず、モノローグを出してるキャラの顔が常にコマの中央付近に来てる。
動きの描写の緻密さよりもキャラ表現へ明確に比重を置くのは、MMAを扱うマンガではちょっと異端なのでは。
「中身がアレでも強い奴は強い」で連想するのはワートリのエネドラだけど、彼の場合まだ品性がある。
ジュビロ作のチンピラキャラは、強さと品の無さに一切の躊躇いがないのが、実に良い。
「破壊魔定光」では、宇宙規模データバンクの管理を任されたAIが、情報の信頼性を追求するあまり利用者であるはずの有機生命をネットワークから排除してしまう、というネタがあったけど、もはやあり得る未来の一つになってしまった。
シュトヘルのテムジンとか、大悪党扱いしてもいいと思う。
やってることは要するに復讐だが、規模とカリスマ性がデカすぎて、配下からは神扱い。
カグラバチ。相変わらず、チヒロ君はレスバ弱いな。頭も育ちもいいから、真正面から勢いよく言葉ぶつけられると、別に正論じゃなくても「それはそうかも……」モードになっちゃう。
もっと三雲修を真似ていけ。