あと、アナハイムの強襲を受けた時、完全に利用して使い捨てるつもりだったはずの僧正たちに思わず「脱出を!」と口走っちゃうところに、歪み切る前の善性が滲んでて好き。
ゲゲゲ映画、気になる。BL界隈で今ホットだとか。
「でも目玉おやじ、既婚者で愛妻家でしょ?」と言ったところ、ほんとに「だとしても!」と返された。だとしてもかー。
少年マンガらしい演出であることに加え、主人公の武器である寝技の緩急が映える。
どちらかと言えばジリジリした攻防がメインのグラウンドや組み技のスピード感が跳ね上がるのは、週刊少年誌では大きなポイント。
MMAの漫画って、両選手の身体全体が見える引き構図を並べることで、唐突でテクニカルな動きを表現するタイプが多い。
でも、アスミカケルは技をかける過程を寄り気味の変形小コマで描いて、技が決まった瞬間を描写した大コマや見開きへの視線誘導の役割を持たせてる。コレが個人的にとても面白い。