『夢幻の住人たち』(古川書房・ゲイ雑誌G-menの出版社)。実写のエロ画像をトレースした画期的なアダルト漫画。画期的ではあるが、何が起きているのかがよくわからないので全くエロくはなく、そのかわり全コマで藤子不二雄A短編の怖いコマを彷彿とさせるという、人間の飽くなき性欲が生みだした怪書
せっかくの土曜なのに雨で外に出る気もせず、それなら積読してる本読んだり勉強したりしたいな〜と思いながらこんなもん読んでるんだけど、本当にこんなもん読んでる場合じゃない 人生でもっとも無駄な時間を過ごしている
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いままでいろんな漫画で所謂"煽り性能が高いセリフ"というのを見てきたけど、そのなかでも高威力かつ口に出したくなるセリフを見つけた 強い
集中力を必要とする業務があったのでデスクの引き出しにストックしていたビスコを食べて気合を入れた私、毒ガスから逃れる道中で意識のない西さんを地割れの向こうへぶん投げる力をふりしぼるためにインスタントラーメンをひとかけら食べた『漂流教室』の翔ちゃんみたいだったな
漫画を読みふけっていると「貴重な時間をこんなことに費やしていていいのか……?」と冷静になってしまうことがあるけど、ときどきそんな理性をぶっ飛ばすくらい最高な1ページに出会えたりするからやめられないんだよな
心の底から好きだと断言できることってあまりないけど、水木しげる漫画の平手打ちのオノマトペがいつも『ビビビビビン』っていう謎の表現であることに関しては心の底から好きだと断言できるな
じゃりン子チエを読むとまずテツやお好み焼き屋のおっちゃんや花井先生みたいなわかりやすくむせかえるような「男らしさ」に性をおぼえるが、読み進めると獣みたいな男衆相手に振り回されつつもそれなりにうまくやれる柔軟性と知性と優しさを併せ持つ花井ジュニアにキュンとしちゃうんだよな
漫画でよく見る「まるで漫画だ」的なメタ台詞、戦前の昭和9年(新関青花『トッカン水兵』)時点ですでに使われていたメタ表現のようで、もう90年以上使われている古典表現だということに驚いた