手を動かさなくても頭の中で考えただけで原稿が出来上がるって漫画家の夢なんだろうけど、実際そういう装置があったらどうなるのかも大体同じような想像になるんだね。巨匠二人のネタがほぼほぼ被ってる(笑
そうだよね。それにみんなネットミームの1コマしか見てない気がするし。弘兼憲史先生の有名な「ずっとガンダムの話してるオタク」だってあれ馬鹿にしてる流れじゃないからね。その後こう続くわけで。全部裏側に「いやお前が言うな」という演出意図がある。弘兼先生,中年の醜さを描いたら天下一品ですよ
今読むとヤマトの頃から松本零士先生,一貫してこの謎の理屈言ってて嬉しくなっちゃうよ。そもそもワープの説明には最後の2コマだけでいいはずなのに,この「過ぎた瞬間の過去が一番遠い未来なのだ」っていう概念が松本先生の中には強固にあるのね。だから時間の話にはこれを絶対入れなきゃならないの(笑
おそらくハーロックが皆さまおなじみのキャラとして完全にFIXしたのがここで。かっこいい説教を垂れる先輩(笑。でもダイバー0って主人公が取り返しのつかないことをガンガンしてる狂犬だから説教の難易度が高いんですよ。後年のわかりきったアドバイスじゃ無理で。そのヒリヒリ感,緊張感がいいんすよ。
松本零士先生の作品でダイバー0が大好きなんすよ。描かれたのが1975年で999直前なのでギラギラしててさ。普通少年誌って乱暴者の主人公を描くにしても超えてはならない一線があるじゃん。女子供は殺さないとか。でもダイバー0って普通に取り返しのつかないラインを超えるしその牙の剥き方がいいんすよ
そもそもなんでゼロがああいう風にウルトラマンらしからぬ、ちょっと自信過剰でやんちゃ系なお調子者キャラなのかというとキャラクターの元ネタがこの人だからなのです。
どっちかというと現実の少年院よりも『21エモン』の強制収容所の方がずっと近い感じですもんね。 https://t.co/pcDvBdSTIr
昭和漫画家の無頼エピソードっていろいろあるけど、若い頃の水島新司先生が影丸穣也先生の家に穴の開いたクツ下で遊びにきて、影丸先生の新品のクツ下を履いて帰る話はメンタル強くて好き。