特に連載後半の方になると半ばヤケクソというかあまりその回の引きを気にしなくなっていく感じがするんですよ。F先生は基本的に読み切りギャグ形式の作品が多かったから話を途中で切るスタイルが辛かったのかもですね。モジャラの予知も引きのために作ったぽくて必ず予知カットでその回が終わるのね。

モジャ公ってなんで連載中は人気なかったのか不思議なんだけど掲載誌を確認すると1エピソードが5,6週で描かれてて連載時は結構途中の変な所で終わるのね。21エモンもたまに前後編とかあったけど基本は読み切りだったから。モジャ公は本当にぶつ切りなの。このコマで切れるの連載中は厳しかったかもね。

このオバQ増刊号、冒頭に『スタジオボロ物語』が短縮編集されて『オバQ誕生秘話』に仕立て直されてて、それに続いて実際の旧作１話が掲載されるという凝った構成だったんですよ。また、スタジオボロ物語を短縮編集する際に台詞とかも微妙に修正されてて藤子ファン的にはポイント高いんすよ。

細野不二彦先生のBLOW UP!が昔から好きなんですよ。これは80年代の飽食の時代にあがく若者の物語として最も成功した部類だと思う。この時代って自分探しをテーマにして失敗してた作品がとても多くて。80年代は真面目なテーマが難しかったんすよね。BLOW UP!は努力や決心の話っぽくて実は才能の話なのね

「百年後のフロク」って掲載号の実際の付録と漫画のネタを合わせてるだけでも相当すごいと思うんだけど、淳子ちゃんのきせかえハウスセットなんか明らかに実物の付録を見て描いてるっぽいんだよねこれ。発売の一ヶ月以上前には実際の付録を見せてもらえてたのかなあ。

でもラインナップ見てもなんか殺伐感漂う雑誌だよね＞週刊ぼくらマガジン F先生が必死に食い下がって慣れない描写入れてた気分わかる。

日テレのドラえもんって原作を結構いじってた話が多かったんだけど(当時のアニメ化ってそんなもんだ),エスパーぼうしの話が特にぶっとんでて。かくし芸大会の優勝者にしずちゃんがキスしてくれるという話になってて(笑。オチで素っ裸になって逃げて行ったのび太の代わりにドラがキスしてもらってEND。

今から10年後か20年後かわからないけど多分将来的に『ミノタウロスの皿』は倫理系の教科書に採用されてると思うの。みなさんで考えてみましょう的な教材として。

スター・ファイターは主人公が宇宙戦争に行ってる間に地球に身代わりに置かれるコピーロボットがまさにこれ(笑 https://t.co/DzliYbab6D

藤子F先生って基本的に読者にちゃんと伝わるよう漫画を描くじゃないですか。だから不条理ギャグや投げっぱなし的な笑いはあまりなくて。でも新オバQだけは「あれっ?これQちゃんは事情を理解して話進めてるのかな?」っていう不条理っぽい笑いがあるんすよね。珍しくエッジの効いた放置ギャグをやってる

のびのびO次郎もぜひ商品化してください

きれいなジャイアンがあんなに擦られ続けるんだからきれいなU子さんも商品化して欲しい