『てくてくっ! 秘密リサーチ/さいにゃん』(2023-)
ジャンルとしてはなんだろうかな、都内でいや関東圏の街並の歴史的な建造物や[気になること]をとにかく探し歩いて回る作品…かなあ。なのでどうしても[勉強]色が強い紙面になってしまう。だからか強力なボケキャラがいるのかな。
『ななつ神オンリー!/うちのまいこ』
キャラデザのかわいさは随一。一番無念なのは、アイドルものなのに「ライブシーンが単行本未収録」なこと。さらにライブシーン直前で未収録になってるのもまた悔しい⋯。話数足りなかったのかな
戦争中、日本軍がカルスト台地で演習した、とあるが、これはほんとなんだろうか。ググってみると、山口歩兵第42連帯がカルスト台地で演習していた、とあるので史実として正しいのだろうね。しかし手塚治虫は山口とは無縁なのに不思議だ。死体処理と戦争の結びつきの奇跡はさすが、というべきか。
野球要素を探すと⋯まあこの辺りかな。さすがに作中で野球をする描写はないっぽい。まああえて「野球」に言及する必然性もないから、作者の趣味を開陳した貴重な場面(自我を出した的な?)。
と思ってたら2巻終盤でまるまる1話使って思いっきり野球やってた。連載終盤だからか作者の趣味を解放して「やりたいこと」を出してみた、のかなあ
[便衣兵]というとやはり『北京填鴨式/藤子不二雄』。今で言うA先生のブラックユーモア作品。こちらは掲載誌のビッグコミックだが、現在の版だとかなり切り刻まれているとか?