『ジャングルタロ/手塚治虫』(1958-1959)。いくら終戦から10年あまりしか経ってないからって、少年誌に水爆実験や放射能を扱う作品を連載するのはさすがに…時代的にはアメリカの水爆実験や第五福竜丸事件(ともに1954年)があった時期だから取り入れる意図も分かるが。
同じく『0マン』より。「キチガイ」はさすがに規制されたかー。さらに「キチガイ病院」は「キチガイ」以上に差別的だと判断されてもしゃーなしか。
そして『魔神ガロン/手塚治虫』(1959-1962)。比較するのはサンデーコミックス版(1968)で、講談社全集版(1982)ではさすがに規制されてた。80sに入ると「キチガイ」は生き残れない。
『12人の怒れる男』といえば個人的に『七色いんこ/手塚治虫』かな。原作の設定やストーリーを巧みに捻って、『七色いんこ』の世界観と融合させる手腕はさすが。ちなみに元ネタの舞台の解説はチャンピオンコミックス版のみで講談社全集版には未収録。
60sの手塚治虫だと考えられなかった[キスシーン]。まあブラック・ジャックでも如月恵とのキスシーンはあったけどこっちはより身近に感じられるというか。手塚マンガの[恋愛二次創作]だとブラック・ジャックとピノコが定番だけど、このふたりのロマンスもいいのだ。
『inote!/夕仁』(2010-2011)。
単行本は1巻しか出てないのに最終回が未収録なのを知り、最終回掲載誌を入手しようとしたら、偶然にも持ってた!
『ひなりな/桑島黎音』(2011) キャラット8月号、11月号に掲載。実は2012年に3話が掲載されてるけど未入手。
この1年後に『P.S.リスタート』を連載開始してる。
『彼氏ってどこに行ったら買えますの!?/火曜』(2012-2016)。きららキャラット2013年6月号。
連載はMAXだが、きららではおなじみのスペシャルゲスト掲載。
『あまゆる/マウンテンプクイチ』(2012-2015)。きららではお馴染みの「女の子+」システム、なんと農業までカバーしていたとは。
マウンテンプクイチ先生は現在は『球詠』(2016-)で有名かな。
『SA07/津留崎優』(2020-2021)
きららフォワード連載作品だが、2021年2月号を最後に休載したまま、4年間にわたって中断したまま。単行本には2020年2月号掲載分まで収録されてるが、それ以降は未収録のまま。単行本未収録話は7話分あるから充分2完結出せるページ数あるのになぜ…
『陽だまりの樹/手塚治虫』(1981-1986)より。
大鳥圭介なんて、手塚治虫のギャグで架空の人物出したな、と思ったら、実在の人物でびっくり。